MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問

医用機械工学第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問(医用機械工学)の正答は 4 です。フォークトモデル(ケルビン・フォークト模型)はバネとダッシュポットを並列接続した粘弾性モデル。

問題
バネとダシュポットを並列に接続したフォークトモデルの両端に図のよう に応力を与えたときのひずみの変化を表しているのはどれか。 時間 応力 応力 応力 フォークトモデル
  1. 1.
  2. 2.
  3. 3. 時間 ひずみ 時間 ひずみ 時間 ひずみ
  4. 4.
  5. 5. 時間 ひずみ 時間 ひずみ

正答:4番

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解説
■ 正答:4番

フォークトモデル(ケルビン・フォークト模型)はバネとダッシュポットを並列接続した粘弾性モデル。一定応力を加えると、ダッシュポットの抵抗でひずみは瞬時には生じず、指数関数的に増加して一定値に漸近する(遅延弾性・クリープ)。応力を除くとひずみは指数関数的に0へ戻る。この挙動を示すのが選択肢4。(図判定問題)


【各選択肢の解説】

1.
❌ 誤り。挙動が一致しない。

2.
❌ 誤り。

3.
❌ 誤り。瞬間的なひずみ変化などフォークトの挙動と異なる。

4.
✅ 正しい。指数関数的に増加し漸近、除荷で指数関数的に回復。

5.
❌ 誤り。


【試験対策ポイント】

フォークト(並列)=クリープ(遅延弾性):応力印加でひずみが漸増・漸近、除荷で漸減。マクスウェル(直列)=応力緩和:一定ひずみで応力が指数的に減衰、また一定応力下では瞬時弾性+一定速度の流動。両者の応答曲線を対で覚える。

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