MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第83問

医用機械工学第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第83問(医用機械工学)の正答は 3 です。1本の管から2本に分岐し、非圧縮性流体が流れる。

問題
図のように1 本の管から2 本の管が分岐して内部に非圧縮性流体が流れて いるときに成り立つ式はどれか。 ただし、p を圧力、v を流速、Q を流量とし、全ての管の断面積は等しいとする。 a.p 1 = p 2 + p 3 b.v 1 = v 2 + v 3 c.Q 1 = Q 2 + Q 3 d.v 1 2 = v 2 2 + v 3 e.Q 1 2 = Q 2 2 + Q 3
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

1本の管から2本に分岐し、非圧縮性流体が流れる。すべての管の断面積が等しい条件で成り立つ式を選ぶ。

【各選択肢の解説】

a.p₁ = p₂ + p₃ → ❌ 誤り。圧力は足し算では保存されない。
b.v₁ = v₂ + v₃ → ✅ 正しい。連続の式Q=Avで断面積Aが等しいから、Q₁=Q₂+Q₃をAで割ると流速も同じ関係になる。
c.Q₁ = Q₂ + Q₃ → ✅ 正しい。非圧縮性流体の質量保存(連続の式)そのもの。
d.v₁²=v₂²+v₃² → ❌ 誤り。二乗の関係は成り立たない。
e.Q₁²=Q₂²+Q₃² → ❌ 誤り。

よって正しいのはb・c → 「3番」が正答。


【試験対策ポイント】

連続の式(質量保存):Q=A・v が一定、分岐では Q₁=Q₂+Q₃。断面積が等しい特殊条件のときだけ v₁=v₂+v₃ も成立。圧力はベルヌーイの式(p+½ρv²+ρgh=一定)で扱い、単純な加算では保存されない。

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