MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第85問

生体物性第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第85問(生体物性)の正答は 5 です。興奮性細胞の電気的特性で「誤っている組合せ」を問う否定問題。

問題
興奮性細胞の電気的特性で誤っている組合せはどれか。
  1. 1. 再分極相   不応期
  2. 2. 細胞膜   静電容量
  3. 3. 静止電位   -90〜-50 mV
  4. 4. オーバーシュート    0 〜40 mV
  5. 5. 無髄神経   跳躍伝導 p 1,v 1,Q 1 p 2,v 2,Q 2 p 3,v 3,Q 3

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 無髄神経/跳躍伝導

興奮性細胞の電気的特性で「誤っている組合せ」を問う否定問題。跳躍伝導はミエリン鞘をもつ有髄神経で起こる(ランビエ絞輪間を跳ぶ)。無髄神経は連続的に伝導するため、5番の組合せが誤りで正答。


【各選択肢の解説】

1. 再分極相 — 不応期
✅ 正しい組合せ。再分極相はNa⁺チャネル不活性化で不応期にあたる。
2. 細胞膜 — 静電容量
✅ 正しい組合せ。脂質二重膜は絶縁体でコンデンサ(静電容量)として働く。
3. 静止電位 — −90〜−50 mV
✅ 正しい組合せ。細胞内が負の静止膜電位。
4. オーバーシュート — 0〜40 mV
✅ 正しい組合せ。活動電位の頂点は正電位に振れる。
5. 無髄神経 — 跳躍伝導
❌ 誤り(=正答)。跳躍伝導は有髄神経の特徴。無髄神経は連続伝導。

【試験対策ポイント】

有髄神経=跳躍伝導で高速・省エネ。細胞膜=抵抗(イオンチャネル)とコンデンサ(脂質膜)の並列等価回路。静止電位≒−70mV前後、活動電位の頂点でオーバーシュート(正電位)、続く再分極相は絶対不応期。

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