第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問
生体物性第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問(生体物性)の正答は 5 です。シーベルト(Sv)は、吸収線量に放射線の種類による影響の違い(放射線加重係数)や臓器の感受性(組織加重係数)をかけた等価線量・実効線量の単位で、生物への影響を考慮した線量を表す(ICRP の線量体系)。
問題
生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか。
- 1. Bq
- 2. C/kg
- 3. eV
- 4. Gy
- 5. Sv ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.7%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — Sv
シーベルト(Sv)は、吸収線量に放射線の種類による影響の違い(放射線加重係数)や臓器の感受性(組織加重係数)をかけた等価線量・実効線量の単位で、生物への影響を考慮した線量を表す(ICRP の線量体系)。
【各選択肢の解説】
1. Bq
❌ 誤り。ベクレルは放射能(1秒あたりに崩壊する原子核の数)の単位で、線源の強さを表す。正しくは、生物影響を考慮した線量の単位は Sv。
❌ 誤り。ベクレルは放射能(1秒あたりに崩壊する原子核の数)の単位で、線源の強さを表す。正しくは、生物影響を考慮した線量の単位は Sv。
2. C/kg
❌ 誤り。照射線量(X線・γ線が空気1 kgを電離して生じる電荷)の単位。正しくは、生物影響を考慮した線量の単位は Sv。
❌ 誤り。照射線量(X線・γ線が空気1 kgを電離して生じる電荷)の単位。正しくは、生物影響を考慮した線量の単位は Sv。
3. eV
❌ 誤り。電子ボルトはエネルギーの単位(1 eV≒1.6×10⁻¹⁹ J)で、放射線1個のエネルギーなどに使う。正しくは、生物影響を考慮した線量の単位は Sv。
❌ 誤り。電子ボルトはエネルギーの単位(1 eV≒1.6×10⁻¹⁹ J)で、放射線1個のエネルギーなどに使う。正しくは、生物影響を考慮した線量の単位は Sv。
4. Gy
❌ 誤り。グレイは吸収線量(物質1 kgが吸収したエネルギー、J/kg)の単位で、放射線の種類による生物影響の違いは含まない。正しくは、それを加味した等価線量・実効線量の単位が Sv。
❌ 誤り。グレイは吸収線量(物質1 kgが吸収したエネルギー、J/kg)の単位で、放射線の種類による生物影響の違いは含まない。正しくは、それを加味した等価線量・実効線量の単位が Sv。
5. Sv
✅ 正しい(=正答)。同じ吸収線量でもα線はγ線より生体への影響が大きい。この違いを係数で補正した量が等価線量・実効線量で、単位は Sv(J/kg)。
✅ 正しい(=正答)。同じ吸収線量でもα線はγ線より生体への影響が大きい。この違いを係数で補正した量が等価線量・実効線量で、単位は Sv(J/kg)。
【試験対策ポイント】
| 量 | 単位 | 中身 |
|---|---|---|
| 放射能 | Bq | 1秒あたりの崩壊数 |
| 照射線量 | C/kg | 空気の電離量 |
| 吸収線量 | Gy(J/kg) | 吸収したエネルギー |
| 等価線量・実効線量 | Sv | 生物影響を加味 |
- 等価線量=吸収線量×放射線加重係数。GyとSvはどちらも J/kg だが、意味が違う。
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