MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第87問

生体物性第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第87問(生体物性)の正答は 4 です。生体組織の比熱は水の含有量でほぼ決まる。

問題
生体内で比熱の小さい物質あるいは組織はどれか。 a.血液 b.筋 c.骨 d.脂肪 e.細胞内液
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d ✓
  5. 5. d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 88.2%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(c・d)

生体組織の比熱は水の含有量でほぼ決まる。水の比熱は約4.2 kJ/(kg·K)と大きく、水の多い血液・筋・細胞内液は比熱が大きい。水が少ない骨・脂肪は比熱が小さい。


【各選択肢の解説】

a.血液
❌ 比熱は小さくない。正しくは、血液は大部分が水で、比熱は水に近く大きい部類に入る。

b.筋
❌ 比熱は小さくない。正しくは、筋は水分が多く(7割以上)、比熱は大きい部類に入る。

c.骨
✅ 比熱が小さい。骨は水分が少なく、比熱の小さい無機質(リン酸カルシウム)を多く含むため、生体組織の中で比熱が最も小さい部類である。

d.脂肪
✅ 比熱が小さい。脂肪組織は水分が少ないため、比熱は筋や血液より小さい。

e.細胞内液
❌ 比熱は小さくない。正しくは、細胞内液はほとんどが水で、比熱は水に近く大きい。

1. a、b
❌ 誤り。a・bとも比熱の大きい組織。正しくはc・d。
2. a、e
❌ 誤り。a・eとも比熱の大きいもの。正しくはc・d。
3. b、c
❌ 誤り。bは比熱の大きい組織。正しくはc・d。
4. c、d
✅ 正しい(=正答)。骨・脂肪とも水分が少なく比熱が小さい。
5. d、e
❌ 誤り。eは比熱の大きいもの。正しくはc・d。

【試験対策ポイント】

  • 比熱の大小(大きい順):水 > 血液・筋など水の多い組織 > 脂肪 > 骨
  • 判断の軸は「水がどれだけ含まれるか」。物性値は値そのものより大小の順で覚える。
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