第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第88問
生体物性第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第88問(生体物性)の正答は 1 です。太陽光線(紫外〜赤外)の生体への光作用を問う。
問題
太陽光線の生体への作用で正しいのはどれか。
a.UVA は真皮まで達する。
b.DNA は紫外域での吸収が大きい。
c.血液の散乱はヘマトクリット値により変化する。
d.水での吸収は赤外光よりも可視光の方が大きい。
e.ビリルビンは可視光領域での吸収が小さい。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — a、b、c
太陽光線(紫外〜赤外)の生体への光作用を問う。
【各選択肢の解説】
a.UVAは真皮まで達する → ✅ 正しい。波長が長いUVA(315〜400nm)は表皮を越え真皮まで到達する。
b.DNAは紫外域での吸収が大きい → ✅ 正しい。DNAは260nm付近(紫外)で吸収が大きく損傷を受けやすい。
c.血液の散乱はヘマトクリット値により変化する → ✅ 正しい。赤血球濃度で散乱が変わる。
d.水での吸収は赤外光よりも可視光の方が大きい → ❌ 誤り。水は赤外光を強く吸収する(可視光はよく透過)。
e.ビリルビンは可視光領域での吸収が小さい → ❌ 誤り。ビリルビンは青色光(約450nm)をよく吸収する(新生児黄疸の光線療法の原理)。
よって正しいのはa・b・c → 「1番」が正答。
【試験対策ポイント】
波長が長いほど生体深部へ到達(UVB<UVA<可視<近赤外)。DNAはUV(260nm)吸収→損傷。水は赤外を強吸収(レーザーのCO2=水に吸収され表層凝固)。ビリルビンは青色光吸収→光線療法。ヘモグロビンの吸収(酸素化で660/940nm差)はパルスオキシメータの原理。
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