MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問

人体の構造と機能第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。c(アルドステロン=Na⁺再吸収促進)、d(バソプレッシン=水再吸収促進)、e(ANP=水再吸収抑制・利尿)が正しい。

問題
体液調節に関わる物質の作用で正しいのはどれか。 a.レニンは血中アンギオテンシンを減少させる。 b.アンギオテンシンⅡは細動脈を拡張させる。 c.アルドステロンはNa + の再吸収を促進する。 d.バソプレッシンは水の再吸収を促進する。 e.心房性ナトリウム利尿ペプチドは水の再吸収を抑制する。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — c、d、e

c(アルドステロン=Na⁺再吸収促進)、d(バソプレッシン=水再吸収促進)、e(ANP=水再吸収抑制・利尿)が正しい。a・bはレニン-アンギオテンシン系の作用が逆。よって組合せは5番。


【各選択肢の解説】

a. レニンは血中アンギオテンシンを減少させる。

→ ❌ 誤り。レニンはアンギオテンシノーゲン→アンギオテンシンⅠを生成し、増加させる。

b. アンギオテンシンⅡは細動脈を拡張させる。

→ ❌ 誤り。強力な血管収縮作用で血圧を上げる。

c. アルドステロンはNa⁺の再吸収を促進する。

→ ✅ 正しい。遠位尿細管でNa⁺再吸収・K⁺排泄を促進。

d. バソプレッシンは水の再吸収を促進する。

→ ✅ 正しい。集合管で水の再吸収を促進(抗利尿ホルモン)。

e. 心房性ナトリウム利尿ペプチドは水の再吸収を抑制する。

→ ✅ 正しい。ANPはNa⁺・水排泄を促し血圧を下げる。

よって正しいのはc・d・e → 選択肢5が正答。


【試験対策ポイント】

RAA系(昇圧):レニン→アンギオテンシンⅡ(血管収縮)→アルドステロン(Na⁺・水貯留)。ANP(降圧):Na⁺利尿・血管拡張でRAA系に拮抗。バソプレッシン(ADH)=水再吸収。

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