MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問

人体の構造と機能第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。細胞内液の主な陽イオンはK⁺、主な陰イオンはリン酸(HPO₄²⁻)とタンパク質である。

問題
細胞外液濃度よりも細胞内液濃度の方が高いイオンはどれか。 a.K⁺ b.Cl⁻ c.Na⁺ d.HCO₃⁻ e.HPO₄²⁻
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.2%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・e)

細胞内液の主な陽イオンはK⁺、主な陰イオンはリン酸(HPO₄²⁻)とタンパク質である。細胞外液はNa⁺・Cl⁻・HCO₃⁻が主体で、細胞内と外で組成が大きく違う。


【各選択肢の解説】

a.K⁺
✅ 細胞内の方が高い。Na⁺-K⁺ポンプ(Na⁺,K⁺-ATPase)がK⁺を細胞内へ汲み入れるため、細胞内液のK⁺は細胞外液の数十倍の濃度になる。

b.Cl⁻
❌ 細胞内の方が高くはない。正しくは、Cl⁻は細胞外液の主な陰イオンで、細胞外の方が高い。

c.Na⁺
❌ 細胞内の方が高くはない。正しくは、Na⁺は細胞外液の主な陽イオンで、Na⁺-K⁺ポンプで細胞外へ汲み出されるため細胞外の方が高い。

d.HCO₃⁻
❌ 細胞内の方が高くはない。正しくは、HCO₃⁻は細胞外液(血漿)に多く、重炭酸緩衝系として働く。

e.HPO₄²⁻
✅ 細胞内の方が高い。リン酸は細胞内液の主な陰イオンで、ATPなどのリン酸化合物としても多く含まれ、細胞内の緩衝系として働く。

1. a、b
❌ 誤り。bは細胞外液に多い。正しくはa・e。
2. a、e
✅ 正しい(=正答)。K⁺・HPO₄²⁻とも細胞内液の方が高い。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも細胞外液に多い。正しくはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。c・dとも細胞外液に多い。正しくはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dは細胞外液に多い。正しくはa・e。

【試験対策ポイント】

細胞内液細胞外液
主な陽イオンK⁺Na⁺
主な陰イオンリン酸・タンパク質Cl⁻・HCO₃⁻
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