第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第14問
循環器系第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第14問(循環器系)の正答は 1 です。感染性心内膜炎(IE)の緊急手術適応は、心不全の進行・弁輪部膿瘍・繰り返す塞栓症・可動性の大きい疣贅など。
問題
感染性心内膜炎で緊急手術の適応とならない所見はどれか。
- 1. 血液培養陽性 ✓
- 2. 弁輪部膿瘍
- 3. 繰り返す塞栓症
- 4. 可動性のある直径10 mm の菌塊(疣贅)
- 5. 進行する心不全
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 血液培養陽性
感染性心内膜炎(IE)の緊急手術適応は、心不全の進行・弁輪部膿瘍・繰り返す塞栓症・可動性の大きい疣贅など。血液培養陽性はIEの診断所見であり、それ自体は緊急手術の適応ではない(まず抗菌薬治療の対象)。よって適応とならないのは1。
【各選択肢の解説】
1. 血液培養陽性
✅ 正しい(=緊急手術の適応とならない)。診断根拠だが手術適応ではなく、まず抗菌薬治療を行う。これが正答。
✅ 正しい(=緊急手術の適応とならない)。診断根拠だが手術適応ではなく、まず抗菌薬治療を行う。これが正答。
2. 弁輪部膿瘍
❌ 誤り。膿瘍形成は感染制御困難で緊急手術の適応。
❌ 誤り。膿瘍形成は感染制御困難で緊急手術の適応。
3. 繰り返す塞栓症
❌ 誤り。塞栓を繰り返す場合は疣贅除去の手術適応。
❌ 誤り。塞栓を繰り返す場合は疣贅除去の手術適応。
4. 可動性のある直径10 mmの菌塊(疣贅)
❌ 誤り。10mm以上の可動性疣贅は塞栓リスクが高く手術適応。
❌ 誤り。10mm以上の可動性疣贅は塞栓リスクが高く手術適応。
5. 進行する心不全
❌ 誤り。弁破壊による心不全進行は最も重要な緊急手術適応。
❌ 誤り。弁破壊による心不全進行は最も重要な緊急手術適応。
【試験対策ポイント】
IE手術適応の3本柱:①心不全(弁破壊)②感染制御困難(弁輪部膿瘍・薬剤抵抗)③塞栓予防(大きい可動性疣贅・塞栓の反復)。血液培養は診断(Duke基準の大項目)であり、手術適応そのものではない。
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