第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(循環器系)の正答は 5 です。急性動脈閉塞では末梢の血流が突然途絶え、虚血の徴候「5P」(疼痛・蒼白・脈拍消失・知覚異常・運動麻痺)が出る。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 28.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
急性動脈閉塞では末梢の血流が突然途絶え、虚血の徴候「5P」(疼痛・蒼白・脈拍消失・知覚異常・運動麻痺)が出る。発赤と浮腫は血流が滞る(静脈)側や炎症の所見で、血が来なくなる動脈閉塞の像ではない。
【各選択肢の解説】
a.発赤
❌ 急性動脈閉塞の症状ではない。正しくは、血流が途絶えるため皮膚は蒼白になり、冷たくなる。
b.浮腫
❌ 急性動脈閉塞の症状ではない。正しくは、浮腫は静脈還流が妨げられる深部静脈血栓症などでみられる所見である。
c.疼痛
✅ 正しい。虚血に陥った組織の痛みで、突然の激しい痛みとして始まることが多い。
d.運動麻痺
✅ 正しい。虚血が筋と末梢神経に及ぶと運動麻痺が出る。麻痺の出現は虚血が進んだ徴候である。
e.知覚鈍麻
✅ 正しい。末梢神経は虚血に弱く、早い段階からしびれ・知覚鈍麻が出る。
❌ 誤り。a・bは動脈閉塞の所見でない。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。a・bは動脈閉塞の所見でない。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。aは動脈閉塞の所見でない(蒼白になる)。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。bは静脈側の所見。正しくはc・d・eの組合せ。
✅ 正しい。3つとも5Pに含まれる虚血の症状である(=正答)。
【試験対策ポイント】
5P:Pain(疼痛)・Pallor(蒼白)・Pulselessness(脈拍消失)・Paresthesia(知覚異常)・Paralysis(運動麻痺)
| 急性動脈閉塞 | 深部静脈血栓症 | |
|---|---|---|
| 皮膚の色 | 蒼白 | 発赤・暗紫色 |
| 腫れ | なし | 浮腫・腫脹 |
| 脈 | 消失 | 触れる |
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