第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第16問
感染症第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第16問(感染症)の正答は 2 です。a(国内感染者の増加)・b(ウィンドウ期=抗体陰性期間)・e(多剤併用療法=ART)が正しい。
問題
HIV 感染症について正しいのはどれか。
a.わが国の感染者数は増加している。
b.感染初期には抗体検査が陽性にならない期間がある。
c.感染によりヘルパーT 細胞(CD4)は増加する。
d.感染後数ヶ月でAIDS(後天性免疫不全症候群)が発症する。
e.治療は抗HIV 薬を3 剤以上用いる多剤併用療法が中心である。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — a、b、e
a(国内感染者の増加)・b(ウィンドウ期=抗体陰性期間)・e(多剤併用療法=ART)が正しい。c(CD4増加)は誤り(減少する)、d(数ヶ月でAIDS発症)も誤り(無症候期は数年〜10年)。よって2番。
【各選択肢の解説】
a. わが国の感染者数は増加している。
→ ✅ 当時、新規感染者は増加傾向にあった。
b. 感染初期には抗体検査が陽性にならない期間がある。
→ ✅ 感染後、抗体産生までのウィンドウ期があり抗体検査が陰性となる。
c. 感染によりヘルパーT細胞(CD4)は増加する。
→ ❌ 誤り。HIVはCD4陽性T細胞に感染・破壊し、CD4は減少する。
d. 感染後数ヶ月でAIDSが発症する。
→ ❌ 誤り。無症候性キャリア期は数年〜10年程度と長い。
e. 治療は抗HIV薬を3剤以上用いる多剤併用療法が中心である。
→ ✅ ART(抗レトロウイルス療法)で3剤以上を併用する。
よって正しいのはa・b・e → 選択肢2が正答。
【試験対策ポイント】
HIV:CD4陽性Tリンパ球に感染→CD4減少→細胞性免疫不全→日和見感染(ニューモシスチス肺炎等)でAIDS発症。ウィンドウ期は抗体陰性でも感染性あり。治療=ART(多剤併用)でウイルス量を抑制。
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