第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第17問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第17問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 5 です。急性単純性腎盂腎炎は、尿路に基礎疾患のない若い女性に多く、腸内の大腸菌が尿道→膀胱→尿管→腎盂へと上行して起こる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 50%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
急性単純性腎盂腎炎は、尿路に基礎疾患のない若い女性に多く、腸内の大腸菌が尿道→膀胱→尿管→腎盂へと上行して起こる。尿路の感染なので膿尿・細菌尿が出て、腎実質の炎症として高熱を伴う。
【各選択肢の解説】
a.高齢者に多い。
❌ 誤り。正しくは、単純性は尿道が短い性的活動期の若年〜中年女性に多い。高齢者や男性に多いのは、結石・前立腺肥大・カテーテルなど基礎疾患のある複雑性腎盂腎炎である。
b.高熱はみられない。
❌ 誤り。正しくは、悪寒を伴う38℃以上の高熱と腰背部痛・肋骨脊柱角(CVA)叩打痛がみられる。発熱がないのは膀胱炎の特徴。
c.尿検査で膿尿、細菌尿を認める。
✅ 正しい。尿路に細菌が入り込んで炎症を起こすので、尿中に白血球(膿尿)と細菌(細菌尿)が出る。
d.起因菌として大腸菌が多い。
✅ 正しい。会陰部に常在する腸内細菌が尿道から入るため、起因菌の大半は大腸菌である。
e.感染経路は膀胱からの上行感染である。
✅ 正しい。膀胱に入った細菌が尿管をさかのぼって腎盂・腎実質に達する。血行性感染はまれ。
❌ 誤り。a・bが誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。a・bが誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。aは若年女性に多いので誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。bは高熱が出るので誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
✅ 正しい。3つとも正しい記述である(=正答)。
【試験対策ポイント】
| 単純性 | 複雑性 | |
|---|---|---|
| 背景 | 基礎疾患なし | 結石・前立腺肥大・カテーテルなど |
| 多い人 | 若年〜中年女性 | 高齢者・男性にも |
| 起因菌 | 大腸菌が大半 | 大腸菌以外も多い |
- 膀胱炎=発熱なし/腎盂腎炎=高熱・CVA叩打痛
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