第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問
血液系第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問(血液系)の正答は 1 です。DIC(播種性血管内凝固症候群)では全身の血管内で凝固が亢進し、凝固因子・血小板・フィブリノーゲンが消費されて減少する。
問題
DIC について誤っているのはどれか。
- 1. 血漿フィブリノーゲンが増加する。 ✓
- 2. 血小板数が減少する。
- 3. 血管内凝固が亢進する。
- 4. プロトロンビン時間が延長する。
- 5. 治療に抗凝固薬が用いられる。
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 血漿フィブリノーゲンが増加する。
DIC(播種性血管内凝固症候群)では全身の血管内で凝固が亢進し、凝固因子・血小板・フィブリノーゲンが消費されて減少する。「フィブリノーゲンが増加する」は誤り。
【各選択肢の解説】
1. 血漿フィブリノーゲンが増加する。
❌ 誤り。凝固で消費され減少する(消費性凝固障害)。これが正答。
❌ 誤り。凝固で消費され減少する(消費性凝固障害)。これが正答。
2. 血小板数が減少する。
✅ 正しい。血栓形成で血小板が消費され減少。
✅ 正しい。血栓形成で血小板が消費され減少。
3. 血管内凝固が亢進する。
✅ 正しい。全身の微小血管で凝固が亢進するのがDICの本態。
✅ 正しい。全身の微小血管で凝固が亢進するのがDICの本態。
4. プロトロンビン時間が延長する。
✅ 正しい。凝固因子の消費でPT・APTTが延長する。
✅ 正しい。凝固因子の消費でPT・APTTが延長する。
5. 治療に抗凝固薬が用いられる。
✅ 正しい。ヘパリン等で過剰な凝固を抑制する。
✅ 正しい。ヘパリン等で過剰な凝固を抑制する。
【試験対策ポイント】
DIC:基礎疾患(敗血症・悪性腫瘍・産科合併症等)→凝固亢進で微小血栓+凝固因子/血小板の消費→出血傾向。検査=血小板↓・フィブリノーゲン↓・PT/APTT延長・FDP/Dダイマー↑。治療は基礎疾患治療+抗凝固療法。
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