MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問

生体電気・磁気計測第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 5 です。運動神経伝導速度(MCV)はCMAP(複合筋活動電位)を用い、2点刺激の潜時差と距離から算出する。

問題
運動神経伝導速度の計測について誤っているのはどれか。 a.計測には複合筋活動電位(CMAP)波を用いる。 b.神経部位の2 カ所の電気刺激が必要である。 c.電気刺激はアイソレータを介して行う。 d.刺激電流のパルス幅は5 〜10 ms を用いる。 e.加算平均装置が必要である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — d、e

運動神経伝導速度(MCV)はCMAP(複合筋活動電位)を用い、2点刺激の潜時差と距離から算出する。d(パルス幅5〜10ms)は長すぎ(実際は0.1〜0.5ms程度)、e(加算平均が必要)はCMAPが大振幅のため不要。この2つが誤り。よって5番。


【各選択肢の解説】

a. 計測には複合筋活動電位(CMAP)波を用いる。

→ ✅ 正しい。運動神経刺激で誘発されるCMAPの潜時を用いる。

b. 神経部位の2カ所の電気刺激が必要である。

→ ✅ 正しい。近位・遠位2点刺激の潜時差と距離から速度を算出。

c. 電気刺激はアイソレータを介して行う。

→ ✅ 正しい。刺激装置は絶縁(アイソレータ)で漏れ電流・感電を防ぐ。

d. 刺激電流のパルス幅は5〜10 msを用いる。

→ ❌ 誤り。パルス幅は0.1〜0.5ms程度。5〜10msは長すぎる。

e. 加算平均装置が必要である。

→ ❌ 誤り。CMAPは振幅が大きく1回刺激で明瞭。加算平均は感覚神経・誘発電位で必要。

よって誤りはd・e → 選択肢5が正答。


【試験対策ポイント】

運動神経伝導速度=2点間距離/潜時差(近位・遠位刺激)。刺激パルス幅0.1〜0.5ms、CMAPは大振幅で加算平均不要。感覚神経活動電位(SNAP)や誘発電位(ABR・SEP)は微小信号のため加算平均が必須、という対比が頻出。

📗 \ この分野をまとめて理解する /
「生体計測装置学」の国試ノート(要点整理・無料)
計測工学・生体電気磁気・生体物理化学・医用画像計測の頻出を整理。
▶ 生体計測装置学ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第31回 全問一覧

▶ 生体電気・磁気計測 の過去問一覧

スポンサーリンク