MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第30問

医用画像計測第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第30問(医用画像計測)の正答は 4 です。X線画像はX線の透過(吸収差)を利用する。

問題
X 線を使用した医用画像について正しいのはどれか。 a.X 線に対する臓器の反射率を画像化する。 b.X 線CT の空間分解能は0.5〜1 mm 程度である。 c.X 線CT は臓器の立体構造を画像化できる。 d.造影剤はX 線画像のコントラストを増強する。 e.体表面に近い臓器の画像化に適している。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — b、c、d

X線画像はX線の透過(吸収差)を利用する。b(CTの空間分解能0.5〜1mm)・c(CTは立体構造を画像化)・d(造影剤でコントラスト増強)が正しい。a(反射率)・e(体表近い臓器=超音波の特徴)は誤り。よって4番。


【各選択肢の解説】

a. X線に対する臓器の反射率を画像化する。

→ ❌ 誤り。X線は組織の透過度(吸収差)を画像化する(反射ではない)。

b. X線CTの空間分解能は0.5〜1 mm程度である。

→ ✅ CTの空間分解能はおよそ0.5〜1mm。

c. X線CTは臓器の立体構造を画像化できる。

→ ✅ 断層像を再構成し3D(立体)表示できる。

d. 造影剤はX線画像のコントラストを増強する。

→ ✅ ヨード造影剤等でX線吸収差を強調し血管・臓器を描出。

e. 体表面に近い臓器の画像化に適している。

→ ❌ 誤り。これは超音波の特徴。X線・CTは深部を含め全身を撮像できる。

よって正しいのはb・c・d → 選択肢4が正答。


【試験対策ポイント】

CT値(HU):水=0・空気=-1000・骨=+1000。X線は組織のX線吸収差(透過度)を画像化。造影剤(ヨード・バリウム)で吸収差を増強。体表近くの臓器・リアルタイム性は超音波、軟部組織コントラストはMRIが優れる、と装置別の得意分野を整理する。

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