MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問

各種治療機器第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問(各種治療機器)の正答は 2 です。植込み型除細動器(ICD)は致死性不整脈(心室頻拍・心室細動)を検知し、抗頻拍ペーシングや除細動で頻脈を停止させる装置。

問題
植込み型除細動器(ICD)について正しいのはどれか。
  1. 1. Brugada 症候群には禁忌である。
  2. 2. 頻脈停止機能を有する。
  3. 3. 刺激電極は左室に留置する。
  4. 4. 開胸手術で留置する。
  5. 5. 360 J で刺激する。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 頻脈停止機能を有する。

植込み型除細動器(ICD)は致死性不整脈(心室頻拍・心室細動)を検知し、抗頻拍ペーシングや除細動で頻脈を停止させる装置。電極は経静脈的に右室へ留置し、体内埋め込みのため出力は数十J程度である。よって正答は2番。


【各選択肢の解説】

1. Brugada症候群には禁忌である。 → ❌ 誤り。Brugada症候群はむしろICDの適応(突然死予防)。

2. 頻脈停止機能を有する。 → ✅ 正しい。心室頻拍・心室細動を検知し除細動・抗頻拍ペーシングを行う。

3. 刺激電極は左室に留置する。 → ❌ 誤り。除細動リードは右室に留置する。

4. 開胸手術で留置する。 → ❌ 誤り。経静脈的に留置する非開胸手技が標準。

5. 360Jで刺激する。 → ❌ 誤り。体内埋め込みのため最大でも約30〜40J。360Jは体外式除細動器の値。

【試験対策ポイント】

ICD=致死性不整脈の二次(一次)予防、頻拍検知→除細動。ペースメーカ=徐脈治療(頻脈は治療しない)。CRT=両室ペーシングで心不全治療。体外式除細動器は単相性/二相性で成人100〜360J、ICDは体内なので低エネルギー。

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