第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問(各種治療機器)の正答は 5 です。輸液ポンプの滴下センサは点滴筒の滴を赤外線で数え、流量制御型はチューブの内径で送液量が決まるため専用輸液セットを使う。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 90.9%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
輸液ポンプの滴下センサは点滴筒の滴を赤外線で数え、流量制御型はチューブの内径で送液量が決まるため専用輸液セットを使う。携帯型にはバルーンの収縮力などで押し出す与圧注入方式がある。シリンジポンプは少量を精密に送る機器で、気泡検出は通常持たない。
【各選択肢の解説】
a.シリンジポンプは大量急速注入に適する。
❌ 誤り。シリンジの容量(50 mL程度まで)を押し子でゆっくり押す機器で、大量の注入には向かない。正しくは微量・低流量を精密に持続注入するのに適する(大量の輸液は輸液ポンプ)。
b.シリンジポンプには気泡アラームがついている。
❌ 誤り。気泡検出器は輸液ポンプのチューブに付く機能。正しくはシリンジポンプの主なアラームは閉塞・残量(押し子の位置)・押し子外れなどで、気泡アラームは通常ない。
c.輸液ポンプの滴下センサは赤外線を用いている。
✅ 正しい。点滴筒の両側に発光部と受光部があり、滴が赤外線をさえぎる回数で滴下を検出する。
d.流量制御型輸液ポンプでは専用の輸液セットを用いる。
✅ 正しい。チューブをしごいて送る体積がチューブの内径・弾性で決まるため、指定された専用セットでないと流量が狂う。
e.携帯型ポンプには与圧注入方式がある。
✅ 正しい。バルーン(弾性体)が縮む力などで薬液に圧をかけ、細い流量制御管を通して一定の速度で送るディスポーザブル型がある。
❌ 誤り。a・bを含む。正しくは正しい記述はc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。a・bを含む。正しくは正しい記述はc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。a(シリンジポンプは微量精密注入)を含む。正しくは正しい記述はc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。b(気泡アラームは輸液ポンプ)を含む。正しくは正しい記述はc・d・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。正しい記述のc・d・eだけからなる組合せ。
【試験対策ポイント】
| 輸液ポンプ | シリンジポンプ | |
|---|---|---|
| 得意な用途 | 一般の輸液(中〜大流量) | 微量・高精度の持続注入 |
| 気泡アラーム | あり | 通常なし |
| 主な注意 | フリーフロー・専用セット | サイフォニング・閉塞解除時のボーラス |
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