第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問(医用機器の安全管理)の正答は 3 です。フェイルセーフは、故障や異常が起きても安全側に作動する仕組み。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
フェイルセーフは、故障や異常が起きても安全側に作動する仕組み。対極板コードの断線検知(出力停止)と、酸素供給停止時に亜酸化窒素を遮断する装置(低酸素防止)がこれに当たる。ピン方式は誤接続を防ぐフールプルーフ、アラームは報知に過ぎない。よって正しいのはb・c→選択肢3が正答。
【各選択肢の解説】
a.医療ガス配管端末器のピン方式 → ❌ フールプルーフ(誤接続防止)。フェイルセーフではない。
b.電気メスの対極板コード断線検知機構 → ✅ フェイルセーフ。断線(故障)を検知して出力を止め、熱傷を防ぐ。
c.麻酔器における酸素供給停止時の亜酸化窒素ガス遮断装置 → ✅ フェイルセーフ。酸素喪失(故障)時に亜酸化窒素も止め低酸素を防ぐ。
d.IABP装置のバッテリ搭載 → ❌ 停電時も機能を維持する冗長化(フォールトトレラント/バックアップ)で、安全側に停止させる仕組みではない。
e.心電図モニタの不整脈アラーム → ❌ 異常を報知するだけ(アラーム機能)で、フェイルセーフではない。
【試験対策ポイント】
安全設計の用語を区別する。フェイルセーフ=故障しても安全側(例:酸素停止で亜酸化窒素遮断、断線で出力停止)。フールプルーフ=誤操作・誤接続を防ぐ(例:ガス配管ピン方式、極性付きプラグ)。フォールトトレラント=故障しても機能継続(冗長・バックアップ電源)。アラームは単なる報知。
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