第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第45問
電気工学第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第45問(電気工学)の正答は 2 です。図2では、極板に平行な2層(厚さd/2ずつ)に誘電体が重なっている。
問題
図1 の極板間距離d の平行平板空気コンデンサの極板間を、比誘電率(εr)3 及び6 の材料で図2 のように充填すると、静電容量は何倍になるか。
- 1. 3.0
- 2. 4.0 ✓
- 3. 4.5
- 4. 5.0
- 5. 6.0
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 4.0
図2では、極板に平行な2層(厚さd/2ずつ)に誘電体が重なっている。電界は2層を順に通るので、2つのコンデンサの直列として計算する。
計算(空気のときの容量を C0=ε0S/d とする):
- 上層(εr=3、厚さd/2):C1=3ε0S/(d/2)=6C0
- 下層(εr=6、厚さd/2):C2=6ε0S/(d/2)=12C0
- 直列:C=C1C2/(C1+C2)=(6×12)/(6+12)C0=72/18 C0=4C0
【各選択肢の解説】
1. 3.0
❌ 誤り。比誘電率の小さい方(3)だけで全体を満たした場合の値。正しくは2層の直列合成で4.0倍。
❌ 誤り。比誘電率の小さい方(3)だけで全体を満たした場合の値。正しくは2層の直列合成で4.0倍。
2. 4.0
✅ 正しい(=正答)。6C0と12C0の直列で4C0。直列合成は小さい方の容量(6C0)より小さくなる。
✅ 正しい(=正答)。6C0と12C0の直列で4C0。直列合成は小さい方の容量(6C0)より小さくなる。
3. 4.5
❌ 誤り。(3+6)/2で、極板を面積で半分ずつに分けて並べた並列の場合の値。正しくは厚み方向に重ねた直列なので4.0倍。
❌ 誤り。(3+6)/2で、極板を面積で半分ずつに分けて並べた並列の場合の値。正しくは厚み方向に重ねた直列なので4.0倍。
4. 5.0
❌ 誤り。どちらの合成の仕方でも出ない値。正しくは直列合成で4.0倍。
❌ 誤り。どちらの合成の仕方でも出ない値。正しくは直列合成で4.0倍。
5. 6.0
❌ 誤り。比誘電率の大きい方(6)だけで全体を満たした場合の値。正しくは直列合成で4.0倍。
❌ 誤り。比誘電率の大きい方(6)だけで全体を満たした場合の値。正しくは直列合成で4.0倍。
【試験対策ポイント】
| 誘電体の入れ方 | 合成 | この問題の数値 |
|---|---|---|
| 極板に平行な層(厚みを分ける) | 直列:1/C=Σ1/Ci | 4.0倍 |
| 極板に垂直な境界(面積を分ける) | 並列:C=ΣCi | 4.5倍 |
基本式は C=ε0εrS/d。層ごとに εr と厚さを入れて求める。
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