MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第46問

電気工学第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第46問(電気工学)の正答は 5 です。自己インダクタンスLに生じる誘導起電力は V=L×(ΔI/Δt) である。

問題
インダクタに流れる電流を1 s 間に0.1 A から0.2 A に一定の割合で増加させたところ、1 V の誘導起電力が生じた。 このときの、自己インダクタンス[H]はどれか。
  1. 1. 0.1
  2. 2. 0.5
  3. 3. 1.0
  4. 4. 5.0
  5. 5. 10 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35.7%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 10

自己インダクタンスLに生じる誘導起電力は V=L×(ΔI/Δt) である。電流の変化の速さから L を逆算する。

計算:

  • ΔI=0.2−0.1=0.1 A、Δt=1 s → ΔI/Δt=0.1 A/s
  • L=V÷(ΔI/Δt)=1 V÷0.1 A/s=10 H

【各選択肢の解説】

1. 0.1
❌ 誤り。V×(ΔI/Δt)=1×0.1と、割るところを掛けた値。正しくは L=V÷(ΔI/Δt)=10 H。
2. 0.5
❌ 誤り。式から出ない値。正しくは L=1÷0.1=10 H。
3. 1.0
❌ 誤り。起電力1 Vの数値をそのまま答えた値。正しくは L=1÷0.1=10 H。
4. 5.0
❌ 誤り。変化量でなく最終の電流0.2 Aで割った値(1÷0.2)。正しくは変化量0.1 Aを使って10 H。
5. 10
✅ 正しい(=正答)。1秒に0.1 Aというゆっくりした変化で1 Vが生じるので、インダクタンスは10 Hと大きい。

【試験対策ポイント】

素子電圧と電流蓄積エネルギー時定数
インダクタV=L·dI/dtW=½LI²τ=L/R
キャパシタI=C·dV/dtW=½CV²τ=RC

電流そのものでなく変化量(変化の速さ)を使う。

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