第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。PaCO₂ は肺胞換気量で決まる(肺胞換気量が増えるとPaCO₂は下がる)。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 81.8%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
PaCO₂ は肺胞換気量で決まる(肺胞換気量が増えるとPaCO₂は下がる)。肺胞換気量=(1回換気量-死腔量)×換気回数なので、直接動かせるのは換気回数と1回換気量である。
【各選択肢の解説】
a.換気回数(RR)
✅ 正しい。回数を増やすと分時換気量・肺胞換気量が増え、PaCO₂ が下がる。
b.1 回換気量(VT)
✅ 正しい。1回換気量を増やすと死腔を除いた肺胞に届く量が増え、PaCO₂ が下がる。
c.吸気終末休止(EIP)
❌ 誤り。換気量そのものは変えない。正しくは、吸気の終わりに送気を止めて肺内のガスの分布を均一にする設定で、主に酸素化の改善を狙う。
d.呼気終末陽圧(PEEP)
❌ 誤り。PaCO₂ を直接決める設定ではない。正しくは、呼気の終わりに陽圧を残して肺胞の虚脱を防ぎ、機能的残気量を増やして酸素化(PaO₂)を改善する設定である。
e.吸入酸素濃度(FIO₂)
❌ 誤り。CO₂ の排出量は変わらない。正しくは、吸入気の酸素の割合で、PaO₂ を直接動かす設定である。
✅ 正しい。a・bはいずれも設問に当てはまる(=正答)。
❌ 誤り。eのFIO₂はPaO₂を動かす設定。正しくはa・bの組合せ。
❌ 誤り。cのEIPはガス分布を均一にする設定。正しくはa・bの組合せ。
❌ 誤り。cのEIPはガス分布を均一にする設定。dのPEEPは酸素化を改善する設定。正しくはa・bの組合せ。
❌ 誤り。dのPEEPは酸素化を改善する設定。eのFIO₂はPaO₂を動かす設定。正しくはa・bの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 目的 | 動かす設定 |
|---|---|
| PaCO₂(換気) | 換気回数・1回換気量(=分時換気量) |
| PaO₂(酸素化) | FIO₂・PEEP・吸気時間・EIP |
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