MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第67問

呼吸療法装置第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第67問(呼吸療法装置)の正答は 2 です。医療用酸素濃縮器で正しいのは、吸着型はゼオライトで空気中の窒素を吸着して高濃度酸素を得ること、および装置の安全性がJISで規定されていること。

問題
医療用酸素濃縮器について正しいのはどれか。 a.吸着型では空気中の窒素を吸着する。 b.膜型では20 L/分以上の酸素を供給できる。 c.膜型では酸素濃度90 %以上を供給できる。 d.膜型ではゼオライト膜が使用されている。 e.装置の安全性はJIS で規定されている。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、e

医療用酸素濃縮器で正しいのは、吸着型はゼオライトで空気中の窒素を吸着して高濃度酸素を得ること、および装置の安全性がJISで規定されていること。膜型に関する記述(b・c・d)はいずれも誤り。よってa・e=2番。


【各選択肢の解説】

a.吸着型では空気中の窒素を吸着する → ✅正しい。ゼオライトが窒素を吸着し、酸素濃度90%以上を得る(PSA方式)。
b.膜型では20 L/分以上供給できる → ❌誤り。膜型は透過流量が小さく、大流量は出せない。
c.膜型では酸素濃度90%以上供給できる → ❌誤り。膜型は約40%程度が上限。
d.膜型ではゼオライト膜が使用される → ❌誤り。ゼオライトは吸着型の吸着剤。膜型は酸素透過性高分子膜を使う。
e.安全性はJISで規定されている → ✅正しい。

よって正しいのはa・e → 2番が正答。


【試験対策ポイント】

  • 吸着型(PSA):ゼオライトでN₂吸着→O₂濃度90%以上・在宅酸素療法の主流
  • 膜型:高分子膜のO₂透過差を利用→濃度約40%止まり・低流量
  • 高濃度・大流量が必要なら吸着型。
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