第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第69問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第69問(体外循環・補助循環)の正答は 1 です。現在の膜型人工肺の主流は、ポリプロピレン製の多孔質中空糸を使い、血液を中空糸の外側に流す外部灌流型である。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
初回正答率 53.8%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
現在の膜型人工肺の主流は、ポリプロピレン製の多孔質中空糸を使い、血液を中空糸の外側に流す外部灌流型である。膜は血漿が漏れにくい疎水性でなければならない。
【各選択肢の解説】
a.中空糸膜が主に使用される。
✅ 正しい。細い中空糸を多数束ねることで、小さな容積で大きな膜面積が得られる。
b.多孔質膜が均質膜より多く使用される。
✅ 正しい。微細な孔を通してガスが直接移動するのでガス交換能が高く、多孔質ポリプロピレン膜が主流である。均質膜(シリコーン膜など)は長期使用向けに限られる。
c.外部灌流型が内部灌流型より多く使用される。
✅ 正しい。中空糸の外側に血液、内側にガスを流す外部灌流型は、血流が乱れて混ざりやすく、ガス交換効率が高く圧力損失も小さい。
d.親水性の膜が主に使用される。
❌ 誤り。親水性だと孔から血漿が漏れる。正しくは、疎水性の膜が使われ、水分(血漿)は通さずガスだけを通す。
e.ポリエチレン製の膜が主に使用される。
❌ 誤り。正しくは、ポリプロピレン製の多孔質膜が主に使われる。
✅ 正しい。a・b・cはいずれも設問に当てはまる(=正答)。
❌ 誤り。eはポリエチレンでなくポリプロピレン。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。dは親水性でなく疎水性の膜が使われる。eはポリエチレンでなくポリプロピレン。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。dは親水性でなく疎水性の膜が使われる。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。dは親水性でなく疎水性の膜が使われる。eはポリエチレンでなくポリプロピレン。正しくはa・b・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 主流 |
|---|---|
| 形状 | 中空糸 |
| 膜の種類 | 多孔質(ポリプロピレン)>均質(シリコーン) |
| 灌流方式 | 外部灌流(血液が中空糸の外側) |
| 膜の性質 | 疎水性 |
| 長時間使用の弱点 | 多孔質膜の血漿リーク |
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