MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第70問

体外循環・補助循環第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第70問(体外循環・補助循環)の正答は 5 です。人工心肺による体外循環では、充填液による希釈や輸血に含まれるクエン酸の作用でイオン化カルシウムが低下する。

問題
人工心肺を用いた体外循環中に血中濃度が低下するのはどれか。
  1. 1. 血 糖
  2. 2. レニン
  3. 3. アドレナリン
  4. 4. サイトカイン
  5. 5. カルシウム

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — カルシウム

人工心肺による体外循環では、充填液による希釈や輸血に含まれるクエン酸の作用でイオン化カルシウムが低下する。血糖・レニン・アドレナリン・サイトカインは手術侵襲や炎症反応でむしろ上昇する。よって5番。


【各選択肢の解説】

1. 血糖
❌ 誤り。手術侵襲・カテコラミン上昇により上昇する。
2. レニン
❌ 誤り。非拍動流・腎灌流の変化などで上昇する。
3. アドレナリン
❌ 誤り。手術侵襲によるストレス反応で上昇する。
4. サイトカイン
❌ 誤り。人工心肺の異物接触による全身性炎症反応で上昇する。
5. カルシウム
✅ 正しい。充填液による希釈、輸血(クエン酸加血)のキレート作用でイオン化Caが低下する。低下時はカルシウム製剤を補充。

【試験対策ポイント】

  • 体外循環中に低下:イオン化Ca、Hb/Ht(希釈)、体温(意図的低体温)、血小板・凝固因子
  • 上昇:血糖、カテコラミン、レニン・アンジオテンシン、サイトカイン(炎症反応)
  • 大量輸血ではクエン酸中毒(低Ca)に注意。
📗 \ この分野をまとめて理解する /
「生体機能代行装置学」の国試ノート(要点整理・無料)
呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。
▶ 生体機能代行装置学ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第31回 全問一覧

▶ 体外循環・補助循環 の過去問一覧

スポンサーリンク