MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第70問

体外循環・補助循環第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第70問(体外循環・補助循環)の正答は 5 です。体外循環では、充填液による血液希釈と、保存血に含まれるクエン酸がカルシウムと結合することで、血中の(イオン化)カルシウムが低下する。

問題
人工心肺を用いた体外循環中に血中濃度が低下するのはどれか。
  1. 1. 血糖
  2. 2. レニン
  3. 3. アドレナリン
  4. 4. サイトカイン
  5. 5. カルシウム ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.8%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — カルシウム

体外循環では、充填液による血液希釈と、保存血に含まれるクエン酸がカルシウムと結合することで、血中の(イオン化)カルシウムが低下する。一方、手術侵襲と体外循環のストレスで、ホルモンや炎症物質はむしろ増える。


【各選択肢の解説】

1. 血糖
❌ 誤り。体外循環中は低下しない。正しくは、カテコールアミンなどのストレスホルモンと低体温によるインスリンの効きの低下で、高血糖になりやすい。
2. レニン
❌ 誤り。体外循環中は低下しない。正しくは、拍動のない灌流や腎血流の変化でレニン-アンジオテンシン系が刺激され、上昇する。
3. アドレナリン
❌ 誤り。体外循環中は低下しない。正しくは、手術と体外循環のストレス反応でカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)が上昇する。
4. サイトカイン
❌ 誤り。体外循環中は低下しない。正しくは、血液が人工物の表面に触れることで炎症反応(SIRS)が起こり、IL-6などのサイトカインが上昇する。
5. カルシウム
✅ 正しい。血液希釈とクエン酸によるキレートで、イオン化カルシウムが低下する(=正答)。必要に応じてカルシウムを補う。

【試験対策ポイント】

低下するもの上昇するもの
ヘマトクリット・血漿蛋白(希釈)、カルシウム、血小板血糖、カテコールアミン、レニン・アンジオテンシン・バソプレシン、サイトカイン
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「生体機能代行装置学」第2章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第31回 全問一覧

▶ 体外循環・補助循環 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)