MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問

血液浄化療法装置第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 5 です。ダイアライザの性能指標の単位を見分ける問題。

問題
血液透析で流量[mL/min]の単位をもつ性能指標はどれか。
  1. 1. ふるい係数
  2. 2. 濾過係数
  3. 3. 限外濾過率
  4. 4. 除去率
  5. 5. 総括物質移動面積係数 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 61.1%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 総括物質移動面積係数

ダイアライザの性能指標の単位を見分ける問題。総括物質移動面積係数(KoA)は物質移動係数Ko[cm/min]×膜面積A[cm²]=[cm³/min]=[mL/min]で、流量の単位をもつ。


【各選択肢の解説】

1. ふるい係数
❌ 誤り。濾液中の濃度÷血液中の濃度で表す比なので単位はない。正しくは、無次元数(0〜1)である。
2. 濾過係数
❌ 誤り。濾過量を膜間圧力差と膜面積で割った値で、単位に圧力と面積が入る。正しくは、単位はmL/(h·mmHg·m²)などで、流量そのものではない。
3. 限外濾過率
❌ 誤り。ダイアライザの限外濾過率(UFR)は膜間圧力差1 mmHgあたりの濾過量で、単位に圧力が入る。正しくは、単位はmL/(h·mmHg)などである。
4. 除去率
❌ 誤り。(透析前濃度-透析後濃度)÷透析前濃度などで表す比である。正しくは、無次元数(%で表す)である。
5. 総括物質移動面積係数
✅ 正しい(=正答)。KoAはダイアライザの拡散性能を表し、単位はmL/min。血流量と透析液流量を無限大にしたときのクリアランスの上限にあたる。

【試験対策ポイント】

指標単位
クリアランス・KoAmL/min(流量)
限外濾過率(UFR)mL/(h·mmHg)
濾過係数mL/(h·mmHg·m²)
ふるい係数・除去率無次元
  • KoA=Ko[cm/min]×A[cm²]=[mL/min]
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「生体機能代行装置学」第3章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第31回 全問一覧

▶ 血液浄化療法装置 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)