第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第4問
医学的基礎第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第4問(医学的基礎)の正答は 1 です。「プログラムされた生理的な細胞死」はアポトーシスの説明である。
問題
誤っているのはどれか。
- 1. 壊死 ― プログラムされた生理的な細胞死 ✓
- 2. 過形成 ― 細胞数の増加
- 3. 肉芽腫 ― 類上皮細胞の増殖と巨細胞からなる病変
- 4. 化膿性炎 ― 多数の好中球が滲出してくる炎症
- 5. 化生 ― 他の系統の分化した細胞への変化
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.1%やさしい
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 壊死 ― プログラムされた生理的な細胞死
「プログラムされた生理的な細胞死」はアポトーシスの説明である。壊死(ネクローシス)は虚血・外傷・毒物などで起こる病的で受動的な細胞死で、組合せが誤っている。
【各選択肢の解説】
1. 壊死 ― プログラムされた生理的な細胞死
❌ 誤り。壊死はプログラムされた細胞死ではない。正しくは、壊死は傷害による病的な細胞死で、細胞が膨化・破裂して内容物が漏れ、炎症を伴う。プログラムされた細胞死はアポトーシス。
❌ 誤り。壊死はプログラムされた細胞死ではない。正しくは、壊死は傷害による病的な細胞死で、細胞が膨化・破裂して内容物が漏れ、炎症を伴う。プログラムされた細胞死はアポトーシス。
2. 過形成 ― 細胞数の増加
✅ 正しい。過形成は細胞の「数」が増えて組織が大きくなること。細胞1個の大きさが増すのは肥大である。
✅ 正しい。過形成は細胞の「数」が増えて組織が大きくなること。細胞1個の大きさが増すのは肥大である。
3. 肉芽腫 ― 類上皮細胞の増殖と巨細胞からなる病変
✅ 正しい。マクロファージ由来の類上皮細胞と多核巨細胞が集まった結節で、結核やサルコイドーシスでみられる。
✅ 正しい。マクロファージ由来の類上皮細胞と多核巨細胞が集まった結節で、結核やサルコイドーシスでみられる。
4. 化膿性炎 ― 多数の好中球が滲出してくる炎症
✅ 正しい。好中球が大量に集まり、組織が融解して膿をつくる炎症である。
✅ 正しい。好中球が大量に集まり、組織が融解して膿をつくる炎症である。
5. 化生 ― 他の系統の分化した細胞への変化
✅ 正しい。分化した細胞が別の種類の分化した細胞に置き換わること。例:喫煙者の気管支上皮の扁平上皮化生。
✅ 正しい。分化した細胞が別の種類の分化した細胞に置き換わること。例:喫煙者の気管支上皮の扁平上皮化生。
【試験対策ポイント】
| 壊死 | アポトーシス | |
|---|---|---|
| 性質 | 病的・受動的 | 生理的・能動的(プログラム) |
| 細胞の形 | 膨化・破裂 | 縮小・断片化 |
| 炎症 | 伴う | 伴わない |
- 肥大=大きさ↑/過形成=数↑/化生=別の分化細胞へ置換
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