MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第4問

医学的基礎第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第4問(医学的基礎)の正答は 1 です。「プログラムされた生理的な細胞死」はアポトーシスの説明である。

問題
誤っているのはどれか。
  1. 1. 壊死 ― プログラムされた生理的な細胞死 ✓
  2. 2. 過形成 ― 細胞数の増加
  3. 3. 肉芽腫 ― 類上皮細胞の増殖と巨細胞からなる病変
  4. 4. 化膿性炎 ― 多数の好中球が滲出してくる炎症
  5. 5. 化生 ― 他の系統の分化した細胞への変化

正答:1番

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 壊死 ― プログラムされた生理的な細胞死

「プログラムされた生理的な細胞死」はアポトーシスの説明である。壊死(ネクローシス)は虚血・外傷・毒物などで起こる病的で受動的な細胞死で、組合せが誤っている。


【各選択肢の解説】

1. 壊死 ― プログラムされた生理的な細胞死
❌ 誤り。壊死はプログラムされた細胞死ではない。正しくは、壊死は傷害による病的な細胞死で、細胞が膨化・破裂して内容物が漏れ、炎症を伴う。プログラムされた細胞死はアポトーシス。
2. 過形成 ― 細胞数の増加
✅ 正しい。過形成は細胞の「数」が増えて組織が大きくなること。細胞1個の大きさが増すのは肥大である。
3. 肉芽腫 ― 類上皮細胞の増殖と巨細胞からなる病変
✅ 正しい。マクロファージ由来の類上皮細胞と多核巨細胞が集まった結節で、結核やサルコイドーシスでみられる。
4. 化膿性炎 ― 多数の好中球が滲出してくる炎症
✅ 正しい。好中球が大量に集まり、組織が融解して膿をつくる炎症である。
5. 化生 ― 他の系統の分化した細胞への変化
✅ 正しい。分化した細胞が別の種類の分化した細胞に置き換わること。例:喫煙者の気管支上皮の扁平上皮化生。

【試験対策ポイント】

壊死アポトーシス
性質病的・受動的生理的・能動的(プログラム)
細胞の形膨化・破裂縮小・断片化
炎症伴う伴わない
  • 肥大=大きさ↑/過形成=数↑/化生=別の分化細胞へ置換
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