MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第6問

人体の構造と機能第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第6問(人体の構造と機能)の正答は 1 です。肋間動脈・肋間静脈・肋間神経は、肋骨の下縁(肋骨溝)に沿って走る。

問題
呼吸器の構造について誤っているのはどれか。
  1. 1. 肋間動脈は肋骨上縁を走行する。 ✓
  2. 2. 右主気管支の分岐角度(体軸に対しなす角)は、左主気管支よりも小さい。
  3. 3. 2 つの胸膜のうち肺側にあるものを臓側胸膜と呼ぶ。
  4. 4. 気管の後壁は平滑筋よりなる。
  5. 5. 水平裂は右肺に存在する。

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 肋間動脈は肋骨上縁を走行する。

肋間動脈・肋間静脈・肋間神経は、肋骨の下縁(肋骨溝)に沿って走る。肋骨上縁ではないので1が誤り。胸腔穿刺を肋骨の上縁ぎりぎりで行うのは、この血管・神経を避けるためである。


【各選択肢の解説】

1. 肋間動脈は肋骨上縁を走行する。
❌ 誤り。上縁ではない。正しくは、肋間動脈は肋骨の下縁の肋骨溝を、肋間静脈・肋間神経と並んで走る。
2. 右主気管支の分岐角度(体軸に対しなす角)は、左主気管支よりも小さい。
✅ 正しい。右主気管支は太く短く、垂直に近い角度で分かれる。このため誤嚥物や深く入った気管チューブは右に入りやすい。
3. 2 つの胸膜のうち肺側にあるものを臓側胸膜と呼ぶ。
✅ 正しい。肺の表面をおおうのが臓側胸膜、胸壁の内面をおおうのが壁側胸膜で、両者の間が胸膜腔である。
4. 気管の後壁は平滑筋よりなる。
✅ 正しい。気管軟骨は後ろが開いたU字形で、後壁は軟骨のない膜性壁となり平滑筋(気管筋)を含む。後ろの食道が食塊で広がれるようにしている。
5. 水平裂は右肺に存在する。
✅ 正しい。右肺は上葉・中葉・下葉の3葉で、上葉と中葉を分けるのが水平裂。左肺は2葉で斜裂だけをもつ。

【試験対策ポイント】

右左
主気管支太い・短い・垂直に近い細い・長い・水平に近い
肺葉3葉2葉
葉間裂水平裂+斜裂斜裂のみ
  • 肋間の血管・神経=肋骨の下縁→穿刺は肋骨の上縁で
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