MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問

呼吸器系第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問(呼吸器系)の正答は 3 です。COPDは末梢気道閉塞と肺の過膨張を特徴とし、胸部X線ではa(横隔膜平低化)・d(肺血管陰影減少)・e(肋間腔拡大)がみられる。

問題
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の胸部X 線所見で正しいのはどれか。 a.横隔膜の平低化 b.肺門リンパ節腫大 c.縦隔陰影の拡大 d.肺血管陰影の減少 e.肋間腔の拡大
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — a、d、e

COPDは末梢気道閉塞と肺の過膨張を特徴とし、胸部X線ではa(横隔膜平低化)・d(肺血管陰影減少)・e(肋間腔拡大)がみられる。組合せは選択肢3。


【各選択肢の解説】

a. 横隔膜の平低化 → ✅ 正しい。肺の過膨張で横隔膜が押し下げられ平低化する。

b. 肺門リンパ節腫大 → ❌ 誤り。サルコイドーシスや結核などの所見でCOPDには非典型。

c. 縦隔陰影の拡大 → ❌ 誤り。COPDでは滴状心(縦隔陰影は細く小さい)となる。

d. 肺血管陰影の減少 → ✅ 正しい。気腫による血管床の破壊で末梢肺血管影が減少。

e. 肋間腔の拡大 → ✅ 正しい。過膨張により肋間腔が開大し、樽状胸となる。

よって正しい記述はa・d・e → 組合せは「3番」が正答。


【試験対策ポイント】

COPDの胸部X線=過膨張所見(横隔膜平低化・肋間腔拡大・滴状心・透過性亢進・肺血管影減少)。肺機能では1秒率(FEV1.0%)70%未満が診断基準。閉塞性換気障害(1秒率低下)と拘束性(%肺活量低下)の区別も必須。

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