MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問

循環器系第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問(循環器系)の正答は 1 です。バチ状指(ばち指)は慢性の低酸素状態で生じ、肺疾患・チアノーゼ性心疾患・感染性心内膜炎などでみられる。

問題
疾患と症状・身体所見の組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1. 僧帽弁狭窄症   バチ状指
  2. 2. 心房中隔欠損症   Ⅱ音固定性分裂
  3. 3. 大動脈弁閉鎖不全症   大 脈
  4. 4. 大動脈弁狭窄症   狭心症
  5. 5. ファロー四徴症   蹲 踞(そんきょ)

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 僧帽弁狭窄症 ― バチ状指

バチ状指(ばち指)は慢性の低酸素状態で生じ、肺疾患・チアノーゼ性心疾患・感染性心内膜炎などでみられる。僧帽弁狭窄症の典型所見ではないため、組合せが誤りで1が正答。


【各選択肢の解説】

1. 僧帽弁狭窄症 ― バチ状指
❌ 誤り。僧帽弁狭窄症では左房拡大・肺うっ血が特徴。バチ状指は非典型。
2. 心房中隔欠損症 ― Ⅱ音固定性分裂
✅ 正しい。左右短絡でⅡ音の固定性分裂を生じる(ASDの特徴的所見)。
3. 大動脈弁閉鎖不全症 ― 大脈
✅ 正しい。逆流で脈圧が増大し、速脈・大脈(水槌脈)を呈する。
4. 大動脈弁狭窄症 ― 狭心症
✅ 正しい。左室肥大・冠血流低下で労作性狭心症・失神・心不全を来す。
5. ファロー四徴症 ― 蹲踞
✅ 正しい。しゃがみ込み(蹲踞)で体血管抵抗を上げチアノーゼを軽減する。

【試験対策ポイント】

バチ状指=慢性低酸素(COPD・間質性肺炎・チアノーゼ性心疾患・感染性心内膜炎)。ASD=Ⅱ音固定性分裂/AR=大脈・拡張期雑音/AS=収縮期雑音・狭心症/失神/心不全(SAD)/ファロー四徴=蹲踞・チアノーゼ発作。

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