第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問
循環器系第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問(循環器系)の正答は 1 です。バチ状指は長く続く低酸素状態で起こり、チアノーゼ性心疾患・肺疾患・感染性心内膜炎などでみられる。
問題
疾患と症状・身体所見の組合せで誤っているのはどれか。
- 1. 僧帽弁狭窄症 ― バチ状指 ✓
- 2. 心房中隔欠損症 ― Ⅱ音固定性分裂
- 3. 大動脈弁閉鎖不全症 ― 大脈
- 4. 大動脈弁狭窄症 ― 狭心症
- 5. ファロー四徴症 ― 蹲踞(そんきょ)
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.8%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 僧帽弁狭窄症 ― バチ状指
バチ状指は長く続く低酸素状態で起こり、チアノーゼ性心疾患・肺疾患・感染性心内膜炎などでみられる。僧帽弁狭窄症の典型所見ではないので、1の組合せが誤り。
【各選択肢の解説】
1. 僧帽弁狭窄症 ― バチ状指
❌ 誤り。バチ状指は僧帽弁狭窄症の所見ではない。正しくは、僧帽弁狭窄症ではⅠ音亢進・僧帽弁開放音・拡張期ランブル・心房細動・頬の紅潮(僧帽弁顔貌)がみられ、バチ状指はファロー四徴症などのチアノーゼ性心疾患や慢性肺疾患の所見である。
❌ 誤り。バチ状指は僧帽弁狭窄症の所見ではない。正しくは、僧帽弁狭窄症ではⅠ音亢進・僧帽弁開放音・拡張期ランブル・心房細動・頬の紅潮(僧帽弁顔貌)がみられ、バチ状指はファロー四徴症などのチアノーゼ性心疾患や慢性肺疾患の所見である。
2. 心房中隔欠損症 ― Ⅱ音固定性分裂
✅ 正しい。左房から右房への短絡で右室に流れる血液が呼吸に関係なく増え、肺動脈弁の閉鎖が常に遅れるので、Ⅱ音の分裂が呼吸で変わらない。
✅ 正しい。左房から右房への短絡で右室に流れる血液が呼吸に関係なく増え、肺動脈弁の閉鎖が常に遅れるので、Ⅱ音の分裂が呼吸で変わらない。
3. 大動脈弁閉鎖不全症 ― 大脈
✅ 正しい。拡張期に血液が左室へ逆流して1回拍出量が増え、脈圧が大きくなるので、大きく速い脈(大脈・速脈)になる。
✅ 正しい。拡張期に血液が左室へ逆流して1回拍出量が増え、脈圧が大きくなるので、大きく速い脈(大脈・速脈)になる。
4. 大動脈弁狭窄症 ― 狭心症
✅ 正しい。左室が強く肥大して酸素の需要が増え、冠血流が追いつかなくなるため、狭心症・失神・心不全が三大症状となる。
✅ 正しい。左室が強く肥大して酸素の需要が増え、冠血流が追いつかなくなるため、狭心症・失神・心不全が三大症状となる。
5. ファロー四徴症 ― 蹲踞(そんきょ)
✅ 正しい。しゃがむと体血管抵抗が上がり、右左短絡が減って肺への血流が増えるので、チアノーゼが和らぐ。
✅ 正しい。しゃがむと体血管抵抗が上がり、右左短絡が減って肺への血流が増えるので、チアノーゼが和らぐ。
【試験対策ポイント】
| 疾患 | 特徴的な所見 |
|---|---|
| 僧帽弁狭窄症 | 拡張期ランブル・Ⅰ音亢進・心房細動 |
| 心房中隔欠損症 | Ⅱ音固定性分裂 |
| 大動脈弁閉鎖不全症 | 大脈・速脈・拡張期雑音 |
| 大動脈弁狭窄症 | 狭心症・失神・心不全・収縮期雑音 |
| ファロー四徴症 | チアノーゼ・蹲踞・バチ状指 |
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