第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問(内分泌・代謝系)の正答は 1 です。下垂体が出すホルモン(後葉:ADH、前葉:成長ホルモンなど)の過不足で起こる病気を選ぶ問題。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
初回正答率 55.6%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
下垂体が出すホルモン(後葉:ADH、前葉:成長ホルモンなど)の過不足で起こる病気を選ぶ問題。橋本病は甲状腺そのもの、骨軟化症はビタミンD・リンの病気で、下垂体ではない。
【各選択肢の解説】
a.尿崩症
✅ 下垂体のホルモン異常で起こる。中枢性尿崩症は下垂体後葉から出る抗利尿ホルモン(ADH)が不足し、薄い尿が大量に出る。
b.末端肥大症
✅ 下垂体のホルモン異常で起こる。骨端線が閉じた後に下垂体前葉の成長ホルモンが過剰になり(多くは下垂体腺腫)、手足や顔の骨・軟部組織が大きくなる。
c.小人症
✅ 下垂体のホルモン異常で起こる。成長期に成長ホルモンが不足すると、均整のとれた低身長(成長ホルモン分泌不全性低身長症)になる。
d.橋本病
❌ 下垂体の異常ではない。正しくは、甲状腺に対する自己免疫による慢性甲状腺炎で、甲状腺機能低下症の代表的な原因である。
e.骨軟化症
❌ 下垂体の異常ではない。正しくは、ビタミンD不足や低リン血症で骨の石灰化が障害される病気である(成長期に起こればくる病)。
✅ 正しい。a・b・cはいずれも下垂体ホルモン(ADH・成長ホルモン)の異常で起こる(=正答)。
❌ 誤り。eの骨軟化症はビタミンD・リンの病気。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。dの橋本病は甲状腺の病気。eの骨軟化症はビタミンD・リンの病気。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。dの橋本病は甲状腺の病気。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。dの橋本病は甲状腺の病気。eの骨軟化症はビタミンD・リンの病気。正しくはa・b・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 部位 | ホルモン | 過剰 | 不足 |
|---|---|---|---|
| 下垂体前葉 | 成長ホルモン | 末端肥大症・巨人症 | 低身長(小人症) |
| 下垂体前葉 | ACTH | クッシング病 | 副腎皮質機能低下 |
| 下垂体後葉 | ADH | SIADH | 中枢性尿崩症 |
- 腎臓がADHに反応しない腎性尿崩症は下垂体の病気ではない
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