MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問

内分泌・代謝系第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(内分泌・代謝系)の正答は 3 です。高浸透圧高血糖症候群(高浸透圧性昏睡、主に2型糖尿病)は著明な高血糖と脱水・高浸透圧が主体で、ケトーシスは軽い。

問題
高血糖性糖尿病性昏睡のうち高浸透圧性昏睡の症状として適切なのはどれ か。 a.口 渇 b.アセトン臭 c.クスマール呼吸 d.振 戦 e.痙 攣
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — a、d、e

高浸透圧高血糖症候群(高浸透圧性昏睡、主に2型糖尿病)は著明な高血糖と脱水・高浸透圧が主体で、ケトーシスは軽い。a(口渇)・d(振戦)・e(痙攣)が該当し、組合せは選択肢3。


【各選択肢の解説】

a. 口渇 → ✅ 正しい。高血糖による浸透圧利尿→脱水→口渇。

b. アセトン臭 → ❌ 誤り。ケトン体増加を反映する所見で、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の特徴。

c. クスマール呼吸 → ❌ 誤り。代謝性アシドーシスの代償で、DKAの特徴。

d. 振戦 → ✅ 正しい。高浸透圧・脱水に伴う神経症状。

e. 痙攣 → ✅ 正しい。高浸透圧による中枢神経症状(意識障害・痙攣)。

よって正しい記述はa・d・e → 組合せは「3番」が正答。


【試験対策ポイント】

項目高浸透圧高血糖症候群(HHS)糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)
好発高齢・2型若年・1型
血糖著明高値(600以上)高値
ケトン軽度著明(アセトン臭)
呼吸正常〜クスマール呼吸
主病態高浸透圧・脱水アシドーシス

HHS=脱水・高浸透圧・神経症状、DKA=ケトアシドーシス(アセトン臭・クスマール呼吸)の対比が鉄板。

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