MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問

人体の構造と機能第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。交感神経は「闘争か逃走か」に備える神経で、瞳を開き、気道を広げ、消化と排尿は止める方向に働く。

問題
交感神経系の緊張時にみられる作用はどれか。 a.散瞳 b.気管支平滑筋弛緩 c.胃酸分泌亢進 d.腸蠕動亢進 e.膀胱括約筋収縮
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e ✓
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・b・e)

交感神経は「闘争か逃走か」に備える神経で、瞳を開き、気道を広げ、消化と排尿は止める方向に働く。胃酸分泌や腸の蠕動を高めるのは副交感神経である。


【各選択肢の解説】

a.散瞳
✅ 交感神経の作用。瞳孔散大筋を収縮させて瞳孔を開く。

b.気管支平滑筋弛緩
✅ 交感神経の作用。β₂受容体を介して気管支平滑筋をゆるめ、気道を広げる。

c.胃酸分泌亢進
❌ 交感神経の作用ではない。正しくは、胃酸分泌を高めるのは副交感神経(迷走神経)で、交感神経は消化機能を抑える。

d.腸蠕動亢進
❌ 交感神経の作用ではない。正しくは、交感神経は腸の蠕動を抑制し、蠕動を高めるのは副交感神経である。

e.膀胱括約筋収縮
✅ 交感神経の作用。内尿道括約筋を収縮させ、膀胱排尿筋をゆるめて尿をためる。

1. a、b、c
❌ 誤り。cの胃酸分泌亢進は副交感神経の作用。正しくはa・b・eの組合せ。
2. a、b、e
✅ 正しい。a・b・eはいずれも交感神経の緊張でみられる(=正答)。
3. a、d、e
❌ 誤り。dの腸蠕動亢進は副交感神経の作用。正しくはa・b・eの組合せ。
4. b、c、d
❌ 誤り。cの胃酸分泌亢進は副交感神経の作用。dの腸蠕動亢進は副交感神経の作用。正しくはa・b・eの組合せ。
5. c、d、e
❌ 誤り。cの胃酸分泌亢進は副交感神経の作用。dの腸蠕動亢進は副交感神経の作用。正しくはa・b・eの組合せ。

【試験対策ポイント】

器官交感神経副交感神経
瞳孔散瞳縮瞳
気管支拡張収縮
心拍増加減少
消化(分泌・蠕動)抑制亢進
膀胱蓄尿(括約筋収縮)排尿(排尿筋収縮)
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