MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問

医学的基礎第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問(医学的基礎)の正答は 4 です。軟性内視鏡は熱に弱く滅菌が難しいため、粘膜に接触する準クリティカル器具として高水準消毒を行うのが正しく、4が正答。

問題
正しいのはどれか。
  1. 1. 滅菌とは、微生物による汚染の危険性を低減させることである。
  2. 2. 消毒とは、物質から有機物や汚染を物理的に除去することである。
  3. 3. 洗浄とは、芽胞を含むすべての微生物を除去することである。
  4. 4. 使用後の消化器内視鏡には、高水準消毒を行う。
  5. 5. 使用後の呼吸器回路には、低水準消毒を行う。

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 使用後の消化器内視鏡には、高水準消毒を行う。

軟性内視鏡は熱に弱く滅菌が難しいため、粘膜に接触する準クリティカル器具として高水準消毒を行うのが正しく、4が正答。


【各選択肢の解説】

1. 滅菌とは、微生物による汚染の危険性を低減させることである。
❌ 誤り。滅菌は芽胞を含むすべての微生物を死滅させること。危険性の低減は消毒の説明。
2. 消毒とは、物質から有機物や汚染を物理的に除去することである。
❌ 誤り。それは洗浄の定義。消毒は病原微生物を死滅・除去し感染性をなくすこと。
3. 洗浄とは、芽胞を含むすべての微生物を除去することである。
❌ 誤り。それは滅菌の定義。洗浄は汚染物・有機物の物理的除去。
4. 使用後の消化器内視鏡には、高水準消毒を行う。
✅ 正しい。粘膜接触の準クリティカル器具は高水準消毒(グルタラール・過酢酸等)。
5. 使用後の呼吸器回路には、低水準消毒を行う。
❌ 誤り。呼吸器回路は粘膜に触れる準クリティカル器具で高水準消毒または滅菌が必要。

【試験対策ポイント】

Spauldingの分類クリティカル(無菌組織/血管に触れる→滅菌)/セミクリティカル(粘膜に触れる:内視鏡・呼吸器回路→高水準消毒)/ノンクリティカル(健常皮膚に触れる→低水準消毒/洗浄)。滅菌=全微生物死滅、洗浄=物理的除去の定義区別が頻出。

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