MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第26問

計測工学第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第26問(計測工学)の正答は 4 です。電力 P=VI のように積で求める量の相対誤差は、各測定値の相対誤差の和で見積もる(最大誤差)。

問題
相対誤差1%の電流計と相対誤差2%の電圧計を用いて電力を測定する場合、電力の相対誤差は何%となるか。
第32回午前第26問 図
  1. 1. 1
  2. 2. 2
  3. 3. √5
  4. 4. 3 ✓
  5. 5. 5

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 82.4%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 3

電力 P=VI のように積で求める量の相対誤差は、各測定値の相対誤差の和で見積もる(最大誤差)。1%+2%=3%。


【各選択肢の解説】

1. 1
❌ 誤り。電流計の誤差だけをとった値。正しくは電圧計の誤差も加えて3%になる。
2. 2
❌ 誤り。電圧計の誤差だけをとった値。正しくは電流計の誤差も加えて3%になる。
3. √5
❌ 誤り。√(1²+2²)=√5 ≒ 2.24%は、2つの誤差が独立にばらつくとして二乗和の平方根をとった値(確率的な誤差)である。正しくは、この問題で求める誤差の上限は和の3%である。
4. 3
✅ 正しい(=正答)。両方の誤差が同じ向きに重なった場合が電力の誤差の上限になる。途中式は下のとおり。
5. 5
❌ 誤り。相対誤差の二乗を足した値(1²+2²=5)で、平方根をとり忘れた数である。正しくは誤差の和の3%。

【試験対策ポイント】

途中式:

  • P=V・I
  • 対数をとって微分すると ΔP/P=ΔV/V+ΔI/I
  • ΔP/P=2%+1%=3%
求める量相対誤差(最大)
和・差(A±B)絶対誤差の和(ΔA+ΔB)
積・商(AB、A/B)相対誤差の和
べき(Aⁿ)相対誤差の n 倍
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