第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第28問
生体電気・磁気計測第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第28問(生体電気・磁気計測)の正答は 2 です。標準肢誘導はⅠ=左手−右手、Ⅱ=左足−右手、Ⅲ=左足−左手。
問題
心電図計測の誘導について誤っているのはどれか。
- 1. 胸部誘導ではWilson の結合点を基準電極として用いる。
- 2. 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第Ⅲ誘導という。 ✓
- 3. 差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。
- 4. aVR 誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。
- 5. 双極誘導の間にはⅡ=Ⅰ+Ⅲの関係がある。
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.5%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第Ⅲ誘導という。
標準肢誘導はⅠ=左手−右手、Ⅱ=左足−右手、Ⅲ=左足−左手。左足から右手を引いたものは第Ⅱ誘導である。
【各選択肢の解説】
1. 胸部誘導ではWilson の結合点を基準電極として用いる。
✅ 正しい。右手・左手・左足を抵抗でつないだWilsonの結合点(中心電極)を基準にして、胸部の各電極の電位を測る。
✅ 正しい。右手・左手・左足を抵抗でつないだWilsonの結合点(中心電極)を基準にして、胸部の各電極の電位を測る。
2. 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第Ⅲ誘導という。
❌ 誤り(=正答)。左足−右手は第Ⅱ誘導である。正しくは、第Ⅲ誘導は左足から左手の電位を差し引いた誘導である。
❌ 誤り(=正答)。左足−右手は第Ⅱ誘導である。正しくは、第Ⅲ誘導は左足から左手の電位を差し引いた誘導である。
3. 差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。
✅ 正しい。右足はアース(ニュートラル)電極として用い、同相雑音(ハム)を減らす。
✅ 正しい。右足はアース(ニュートラル)電極として用い、同相雑音(ハム)を減らす。
4. aVR 誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。
✅ 正しい。増高単極肢誘導(Goldberger誘導)は、測る肢以外の2肢を結合した点を基準にする。aVRでは左手と左足である。
✅ 正しい。増高単極肢誘導(Goldberger誘導)は、測る肢以外の2肢を結合した点を基準にする。aVRでは左手と左足である。
5. 双極誘導の間にはⅡ=Ⅰ+Ⅲの関係がある。
✅ 正しい。Ⅰ+Ⅲ=(左手−右手)+(左足−左手)=左足−右手=Ⅱ(Einthovenの法則)。
✅ 正しい。Ⅰ+Ⅲ=(左手−右手)+(左足−左手)=左足−右手=Ⅱ(Einthovenの法則)。
【試験対策ポイント】
| 誘導 | 電位差(+側 − −側) |
|---|---|
| Ⅰ | 左手 − 右手 |
| Ⅱ | 左足 − 右手 |
| Ⅲ | 左足 − 左手 |
| aVR・aVL・aVF | 測る肢 − 残り2肢の結合点 |
| V1〜V6 | 胸部電極 − Wilsonの結合点 |
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