MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第28問

生体電気・磁気計測第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第28問(生体電気・磁気計測)の正答は 2 です。標準肢誘導で第Ⅲ誘導は「左足−左手」。

問題
心電図計測の誘導について誤っているのはどれか。
  1. 1. 胸部誘導ではWilson の結合点を基準電極として用いる。
  2. 2. 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第Ⅲ誘導という。
  3. 3. 差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。
  4. 4. aVR 誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。
  5. 5. 双極誘導の間にはⅡ=Ⅰ+Ⅲの関係がある。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第Ⅲ誘導という。

標準肢誘導で第Ⅲ誘導は「左足−左手」。「左足−右手」は第Ⅱ誘導であり、記述が誤っているため2が正答。


【各選択肢の解説】

1. 胸部誘導ではWilsonの結合点を基準電極として用いる。
✅ 正しい。右手・左手・左足を抵抗結合したWilsonの中心電極(結合点)を不関電極とする。
2. 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第Ⅲ誘導という。
❌ 誤り。左足−右手は第Ⅱ誘導。第Ⅲ誘導は左足−左手。
3. 差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。
✅ 正しい。右足はアース(基準)として不関端子に接続。
4. aVR誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。
✅ 正しい。増大単極肢誘導aVRは右手を関電極、左手+左足の結合点を基準とする。
5. 双極誘導の間にはⅡ=Ⅰ+Ⅲの関係がある。
✅ 正しい。アイントーベンの三角形の関係。

【試験対策ポイント】

標準肢誘導=Ⅰ(左手−右手)/Ⅱ(左足−右手)/Ⅲ(左足−左手)Ⅱ=Ⅰ+Ⅲ(アイントーベンの三角形)。右足=アース、胸部誘導の基準はWilsonの中心電極。標準感度10 mm/mV、記録速度25 mm/s も必須数値。

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