第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。パルスオキシメータは、酸素化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光度の違いを赤色光と赤外光の2波長で測り、拍動する成分(動脈血)だけを取り出してSpO₂を求める。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 62.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
パルスオキシメータは、酸素化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光度の違いを赤色光と赤外光の2波長で測り、拍動する成分(動脈血)だけを取り出してSpO₂を求める。使用者による校正は要らない。
【各選択肢の解説】
a.測定時の校正が不要である。
✅ 正しい。測定のたびに使用者が校正する必要はない(装置内の換算式で求める)。
b.指先以外では測定できない。
❌ 誤り。正しくは、耳朶(耳たぶ)・前額部・足趾(足指)・新生児の手足などでも測定できる。
c.心原性ショック時でも測定できる。
❌ 誤り。正しくは、末梢循環が悪いと脈波(拍動成分)が小さくなり、正確に測定できないことが多い。
d.赤外線2 波長を用いる。
❌ 誤り。正しくは、赤色光(約660 nm)と赤外光(約940 nm)の2波長を用いる。
e.ヘモグロビンの吸光度を用いる。
✅ 正しい。赤色光では還元ヘモグロビンが、赤外光では酸素化ヘモグロビンがよく吸収する差を利用する。
❌ 誤り。bは誤り。正しくはa・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。2つとも正しい記述である。
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはa・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dとも誤り。正しくはa・eの組合せ。
❌ 誤り。dは誤り。正しくはa・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
- 2波長=赤色光(約660 nm)+赤外光(約940 nm)
- 拍動成分だけを取り出す=動脈血の値
- 誤差の原因:末梢循環不全・体動・マニキュア・強い外光・一酸化炭素中毒(COHbを酸素化Hbとして数え、高く出る)
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