第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第33問
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第33問(医用画像計測)の正答は 5 です。MRIは静磁場と電磁波(ラジオ波)で体内の水素原子核の信号を画像にする。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 62.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
MRIは静磁場と電磁波(ラジオ波)で体内の水素原子核の信号を画像にする。X線を使わないので被曝がなく、軟部組織のコントラストに優れ、心電図同期や高速撮像で動く臓器、MRアンギオグラフィで血管も撮れる。
【各選択肢の解説】
a.撮影には被曝を伴う。
❌ 誤り。正しくは、静磁場とラジオ波を用い電離放射線を使わないので、被曝はない。
b.骨の撮像はできない。
❌ 誤り。正しくは、皮質骨は信号が低く黒く写るが、骨髄(脂肪や水を含む)は描出でき、骨髄浮腫・骨転移・骨壊死などの評価に用いられる。
c.軟部組織の撮像に適している。
✅ 正しい。T1・T2強調など撮り方を変えて、脳・脊髄・筋・靱帯などの軟部組織を高いコントラストで描出できる。
d.動きのある臓器も撮像できる。
✅ 正しい。心電図同期・呼吸同期や高速撮像法で、心臓(心臓MRI)なども撮像できる。
e.血管の撮像が可能である。
✅ 正しい。造影剤を使わなくても血流の信号を利用してMRアンギオグラフィ(MRA)で血管を描出できる。
❌ 誤り。a・bは誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。a・bは誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。aは誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。bは誤り。正しくはc・d・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
【試験対策ポイント】
| X線CT | MRI | |
|---|---|---|
| 使うもの | X線 | 静磁場+ラジオ波 |
| 被曝 | あり | なし |
| 得意 | 骨・肺・石灰化・出血の急性期 | 軟部組織・脳・脊髄・靱帯 |
| 注意 | 被曝 | 体内金属・ペースメーカ(条件付き対応機種を除く) |
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