MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問

各種治療機器第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問(各種治療機器)の正答は 4 です。電気メスの出力回路には直列にコンデンサを入れる。

問題
電気メスについて正しいのはどれか。
  1. 1. 500 MHz の高周波が用いられる。
  2. 2. 出力電力と必要な対極板面積は反比例する。
  3. 3. 純切開にはバースト波が用いられる。
  4. 4. 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。 ✓
  5. 5. 高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.7%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。

電気メスの出力回路には直列にコンデンサを入れる。コンデンサは低い周波数ほど通しにくいので、直流や低周波の電流が患者に流れて神経・筋を刺激する(電撃)のを防ぎ、高周波だけを流す。


【各選択肢の解説】

1. 500 MHz の高周波が用いられる。
❌ 誤り。正しくは約300 kHz〜5 MHz(数百kHz〜数MHz)の高周波を用いる。500 MHzは桁違いに高い。
2. 出力電力と必要な対極板面積は反比例する。
❌ 誤り。正しくは、出力が大きいほど対極板に流れる電流が増えるので、熱傷を防ぐにはより大きな面積が必要になる(比例の関係)。
3. 純切開にはバースト波が用いられる。
❌ 誤り。正しくは、純切開には連続波(連続した正弦波)を用いる。バースト波(断続波)は凝固に用いる。
4. 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。
✅ 正しい(=正答)。低周波成分を阻止して、低周波電流による電撃を防ぐ。
5. 高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。
❌ 誤り。正しくは、高周波接地形は対極板側回路をコンデンサを介して接地する(高周波に対してだけ接地となる)。

【試験対策ポイント】

出力波形用途
連続波切開
バースト波(断続波)凝固
混合波(ブレンド)切開+凝固
出力回路の方式対極板側の接地
接地形直接接地
高周波接地形コンデンサを介して接地
非接地形(フローティング)接地しない
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