第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問
各種治療機器第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問(各種治療機器)の正答は 2 です。気腹には不燃性で血中溶解性の高いCO₂を用い、気腹・体位による静脈うっ滞から肺血栓塞栓症のリスクがある。
問題
内視鏡外科手術で正しいのはどれか。
a.気腹に二酸化炭素を用いる。
b.気腹で静脈還流は増加する。
c.硬性鏡は使用できない。
d.胸腔内手術は適応外である。
e.肺血栓塞栓症のリスクがある。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — a、e
気腹には不燃性で血中溶解性の高いCO₂を用い、気腹・体位による静脈うっ滞から肺血栓塞栓症のリスクがある。正しい記述はa・eで、その組合せは選択肢2。
【各選択肢の解説】
a.気腹に二酸化炭素を用いる → ✅正しい。不燃性で血中溶解性が高い。
b.気腹で静脈還流は増加する → ❌誤り。腹腔内圧上昇で下大静脈が圧迫され静脈還流は減少する。
c.硬性鏡は使用できない → ❌誤り。腹腔鏡は硬性鏡を使用する。
d.胸腔内手術は適応外である → ❌誤り。胸腔鏡手術が普及している。
e.肺血栓塞栓症のリスクがある → ✅正しい。静脈うっ滞→深部静脈血栓→肺塞栓。
よって正しい記述はa・e → 選択肢2が正答。
【試験対策ポイント】
気腹はCO₂・8〜12mmHg。合併症=高CO₂血症(呼吸性アシドーシス)・静脈還流低下による血圧低下・皮下気腫・ガス塞栓・肺血栓塞栓症。CO₂を使うのは不燃性で塞栓時も血中に溶けやすいため。
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