MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第45問

医用機器の安全管理第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第45問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。機器を直列接続すると信頼度は各信頼度の積で低下し、定常アベイラビリティは機器が利用できる時間割合を表す。

問題
機器やシステムの信頼性について正しいのはどれか。 a.機器を直列に接続するとシステムの信頼度は低下する。 b.定常アベイラビリティは機器が利用できる時間的割合を表す。 c.MTBF は修理に要した時間の平均値を表す。 d.MTTR は故障と故障との間の無故障時間の平均値を表す。 e.故障率は初期故障期間より偶発故障期間の方が高い。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — a、b

機器を直列接続すると信頼度は各信頼度の積で低下し、定常アベイラビリティは機器が利用できる時間割合を表す。正しい記述はa・bで、その組合せは選択肢1。


【各選択肢の解説】

a.機器を直列に接続するとシステムの信頼度は低下する → ✅正しい。直列は信頼度の積で低下。
b.定常アベイラビリティは機器が利用できる時間的割合を表す → ✅正しい。稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)。
c.MTBFは修理に要した時間の平均値を表す → ❌誤り。MTBFは平均故障間隔。修理時間平均はMTTR。
d.MTTRは故障と故障との間の無故障時間の平均値を表す → ❌誤り。MTTRは平均修復時間。故障間隔はMTBF。
e.故障率は初期故障期間より偶発故障期間の方が高い → ❌誤り。バスタブ曲線では偶発故障期間が故障率最低。

よって正しい記述はa・b → 選択肢1が正答。


【試験対策ポイント】

MTBF=平均故障間隔(大きいほど良い)MTTR=平均修復時間(小さいほど良い)稼働率A=MTBF/(MTBF+MTTR)。バスタブ曲線=初期故障期(減少)→偶発故障期(一定・最低)→摩耗故障期(増加)。直列は信頼度低下、並列(冗長)は向上。

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