第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第65問
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第65問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。CV(compression volume)は送気のうち回路や加温加湿器チャンバの中で圧縮・回路の膨らみに使われ、患者に届かない量。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 27.3%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
CV(compression volume)は送気のうち回路や加温加湿器チャンバの中で圧縮・回路の膨らみに使われ、患者に届かない量。量規定換気では設定した換気量からCVのぶんが目減りする。
【各選択肢の解説】
a.CVは量規定換気で肺胞換気量減少の原因になる。 ✅ 正しい。設定換気量の一部が回路内にとどまるため、肺に届く量が減る。
b.加温加湿器チャンバはCVの一部になる。 ✅ 正しい。チャンバ内の気体も加圧で圧縮されるので、回路系の圧縮容量に含まれる。
c.柔らかい回路のCVは小さい。 ❌ 誤り。正しくは柔らかい(コンプライアンスが大きい)回路は加圧で膨らむぶんCVが大きい。
d.長い回路のCVは小さい。 ❌ 誤り。正しくは長い回路ほど容積が大きく、CVは大きい。
e.CVが大きいほど吸気トリガ感度が上昇する。 ❌ 誤り。正しくはCVが大きいと回路が緩衝となって患者の吸気努力が圧・流量の変化として伝わりにくく、トリガは遅れやすい(感度は低下する方向)。
✅ 正しい(=正答)。a・bとも正しい。
❌ 誤り。eはトリガ感度の向きが逆。正しくはa・b。
❌ 誤り。cは柔らかい回路ほどCVが大きい。正しくはa・b。
❌ 誤り。c・dとも大小が逆。正しくはa・b。
❌ 誤り。dは長い回路ほどCVが大きく、eは向きが逆。正しくはa・b。
【試験対策ポイント】
・CV ≒ 回路のコンプライアンス×気道内圧。回路が長い・太い・柔らかい、加湿器の容積が大きいほど増える。
・1回換気量が小さい小児・新生児で影響が大きい。
・ひっかけは「大きい/小さい」の入れ替え。
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