MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第71問

人体の構造と機能第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第71問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。酸素解離曲線はヘモグロビン酸素飽和度と酸素分圧の関係を示すS字曲線。

問題
ヘモグロビンの酸素解離曲線について正しいのはどれか。
  1. 1. 酸素含量と酸素分圧の関係を表した曲線である。
  2. 2. アシドーシスにより右方移動する。
  3. 3. 低体温により右方移動する。
  4. 4. 低二酸化炭素血症により右方移動する。
  5. 5. 2,3-DPG の低下により右方移動する。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — アシドーシスにより右方移動する。

酸素解離曲線はヘモグロビン酸素飽和度と酸素分圧の関係を示すS字曲線。アシドーシス(pH低下、Bohr効果)では右方移動して組織への酸素放出が進む。これが正しい。


【各選択肢の解説】

1. 酸素含量と酸素分圧の関係を表した曲線である。
❌ 誤り。縦軸は酸素「飽和度」(%)で、酸素含量そのものではない。
2. アシドーシスにより右方移動する。
✅ 正しい。pH低下・CO2上昇(Bohr効果)で右方移動=酸素を放しやすくなる。
3. 低体温により右方移動する。
❌ 誤り。低体温では左方移動する。
4. 低二酸化炭素血症により右方移動する。
❌ 誤り。CO2低下では左方移動する。
5. 2,3-DPGの低下により右方移動する。
❌ 誤り。2,3-DPG低下では左方移動する。

【試験対策ポイント】

・右方移動(酸素を放しやすい)=pH低下・PCO2上昇・体温上昇・2,3-DPG上昇(Bohr効果)。
・左方移動(酸素を離しにくい)=pH上昇・PCO2低下・低体温・2,3-DPG低下、CO・胎児Hb。
・P50(SO2 50%となるPO2、正常約27 mmHg):右方移動で上昇、左方移動で低下。

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