第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第72問
体外循環・補助循環第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第72問(体外循環・補助循環)の正答は 1 です。チアノーゼ性心疾患では体肺側副血行が発達しており、送った血液の一部が側副血行を通って肺側・心内へ戻ってしまう。
問題
乳児の人工心肺について正しいのはどれか。
- 1. チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。 ✓
- 2. 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。
- 3. 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。
- 4. 無輸血手術は成人例より容易である。
- 5. 目標灌流圧は成人例より高く設定する。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.7%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。
チアノーゼ性心疾患では体肺側副血行が発達しており、送った血液の一部が側副血行を通って肺側・心内へ戻ってしまう。体の組織に届く有効な灌流量が減るので、そのぶん灌流量を多めに設定する。
【各選択肢の解説】
1. チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。
✅ 正しい(=正答)。側副血行への逃げ(シャント)を見込んで灌流量を増やす。
✅ 正しい(=正答)。側副血行への逃げ(シャント)を見込んで灌流量を増やす。
2. 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。
❌ 誤り。正しくは乳児は体重あたりの代謝が高いため、体表面積当たりの灌流量は成人より多く設定する。
❌ 誤り。正しくは乳児は体重あたりの代謝が高いため、体表面積当たりの灌流量は成人より多く設定する。
3. 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。
❌ 誤り。正しくは乳児では低流量を正確に送れるローラポンプが主に使われ、遠心ポンプの使用率は成人より低い。
❌ 誤り。正しくは乳児では低流量を正確に送れるローラポンプが主に使われ、遠心ポンプの使用率は成人より低い。
4. 無輸血手術は成人例より容易である。
❌ 誤り。正しくは循環血液量が少なく、回路の充填液で血液が大きく希釈されるため、無輸血は成人より難しい。
❌ 誤り。正しくは循環血液量が少なく、回路の充填液で血液が大きく希釈されるため、無輸血は成人より難しい。
5. 目標灌流圧は成人例より高く設定する。
❌ 誤り。正しくは乳児の血圧は成人より低いので、目標灌流圧も成人より低く設定する。
❌ 誤り。正しくは乳児の血圧は成人より低いので、目標灌流圧も成人より低く設定する。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 乳児(成人と比べて) |
|---|---|
| 体表面積当たりの灌流量 | 多い |
| 目標灌流圧 | 低い |
| 主なポンプ | ローラポンプ |
| 充填による血液希釈 | 大きい(輸血が必要になりやすい) |
・チアノーゼ性心疾患は側副血行を見込んで灌流量を多めにする。
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