第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第84問
生体物性第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第84問(生体物性)の正答は 1 です。同じ質量・同じ温度上昇に必要な熱量は比熱で決まる(Q=mcΔT)。
問題
同じ質量で20 ℃の物体を37 ℃まで加熱するために必要な熱エネルギー が最も大きいのはどれか。
- 1. 水 ✓
- 2. タンパク質
- 3. 脂 質
- 4. リン酸カルシウム
- 5. ステンレス
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 水
同じ質量・同じ温度上昇に必要な熱量は比熱で決まる(Q=mcΔT)。挙げられた中で水の比熱が最も大きい(約4.2 J/g·K)ため、必要な熱エネルギーが最大となる。
【各選択肢の解説】
1. 水
✅ 正しい。比熱が最大(約4.2 J/g·K)で、加熱に最も多くの熱量が必要。
✅ 正しい。比熱が最大(約4.2 J/g·K)で、加熱に最も多くの熱量が必要。
2. タンパク質
❌ 誤り。比熱は水より小さい。
❌ 誤り。比熱は水より小さい。
3. 脂質
❌ 誤り。比熱は水より小さい。
❌ 誤り。比熱は水より小さい。
4. リン酸カルシウム
❌ 誤り。無機質で比熱は小さい。
❌ 誤り。無機質で比熱は小さい。
5. ステンレス
❌ 誤り。金属で比熱は非常に小さい(約0.5 J/g·K)。
❌ 誤り。金属で比熱は非常に小さい(約0.5 J/g·K)。
【試験対策ポイント】
・熱量 Q=m・c・ΔT。同じm・ΔTなら比熱cが大きいほど必要熱量が大きい。
・水の比熱は約4.2 J/g·K(4.2 kJ/kg·K)で生体物質中でも際立って大きく、体温の安定(緩衝)に寄与。
・比熱の大小:金属(ステンレス約0.5)<無機塩<脂質・蛋白<水。
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