第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第84問
生体物性第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第84問(生体物性)の正答は 1 です。必要な熱量はQ=m·c·ΔT。
問題
同じ質量で20 ℃の物体を37 ℃まで加熱するために必要な熱エネルギーが最も大きいのはどれか。
- 1. 水 ✓
- 2. タンパク質
- 3. 脂質
- 4. リン酸カルシウム
- 5. ステンレス
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.4%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 水
必要な熱量はQ=m·c·ΔT。質量mと温度上昇ΔT(17 K)が同じなので、比熱cが大きい物質ほど多くの熱を要する。水の比熱(約4.2 J/(g·K))は挙げられた物質の中で最も大きい。
【各選択肢の解説】
1. 水
✅ 正しい。比熱が約4.2 J/(g·K)と最も大きく、同じ温度上昇に最も多くの熱を要する。水の多い生体が温まりにくく冷めにくいのはこのため。
✅ 正しい。比熱が約4.2 J/(g·K)と最も大きく、同じ温度上昇に最も多くの熱を要する。水の多い生体が温まりにくく冷めにくいのはこのため。
2. タンパク質
❌ 誤り。正しくは比熱が水の半分以下で、同じ加熱に要する熱は水より少ない。
❌ 誤り。正しくは比熱が水の半分以下で、同じ加熱に要する熱は水より少ない。
3. 脂質
❌ 誤り。正しくは比熱が水の半分程度で、同じ加熱に要する熱は水より少ない。
❌ 誤り。正しくは比熱が水の半分程度で、同じ加熱に要する熱は水より少ない。
4. リン酸カルシウム
❌ 誤り。正しくは骨の無機成分で比熱は小さく、要する熱は水よりずっと少ない。
❌ 誤り。正しくは骨の無機成分で比熱は小さく、要する熱は水よりずっと少ない。
5. ステンレス
❌ 誤り。正しくは金属で比熱は約0.5 J/(g·K)と最も小さい部類で、要する熱は水の約8分の1。
❌ 誤り。正しくは金属で比熱は約0.5 J/(g·K)と最も小さい部類で、要する熱は水の約8分の1。
【試験対策ポイント】
- Q=m·c·ΔT:m・ΔTが同じなら比熱の比較
- 比熱の大小:水が最大、金属(ステンレス)や無機物は小さい
- 生体の熱的性質は水分量で決まる(水の多い組織ほど比熱・熱伝導率が大きい)
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