第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問
人体の構造と機能第32回午後
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の「差」(SBP−DBP)であり、平均値ではない。
問題
誤っているのはどれか。
- 1. 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。
- 2. 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。
- 3. 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。
- 4. 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。 ✓
- 5. 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である
脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の「差」(SBP−DBP)であり、平均値ではない。平均に近い概念は平均血圧(≒拡張期血圧+脈圧/3)。誤りを問う設問なのでこの記述が正答。
【各選択肢の解説】
1. 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う
✅ 正しい。手首の橈側で橈骨動脈を触知する。
✅ 正しい。手首の橈側で橈骨動脈を触知する。
2. 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する
✅ 正しい。動脈ラインで連続的に直接測定する。
✅ 正しい。動脈ラインで連続的に直接測定する。
3. 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする
✅ 正しい。高さがずれると静水圧の分だけ誤差が生じる。
✅ 正しい。高さがずれると静水圧の分だけ誤差が生じる。
4. 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である
❌ 誤り(これが正答)。脈圧=収縮期−拡張期の「差」。
❌ 誤り(これが正答)。脈圧=収縮期−拡張期の「差」。
5. 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる
✅ 正しい。狭窄・閉塞側で脈圧が低下し左右差を生じる。
✅ 正しい。狭窄・閉塞側で脈圧が低下し左右差を生じる。
【試験対策ポイント】
脈圧=SBP−DBP(120/80なら脈圧40)。平均血圧≒DBP+脈圧/3。非観血測定はカフを心臓の高さに合わせる。上下肢・左右の差は動脈狭窄・大動脈解離のサイン。
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