第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問
人体の構造と機能第32回午後
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。フィブリン(線維素)を分解して血栓を溶解するのはプラスミン(線溶系の主役)。
問題
フィブリンを分解するのはどれか。
- 1. ヘパリン
- 2. トロンビン
- 3. カルシウム
- 4. プラスミン ✓
- 5. ワルファリン
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — プラスミン
フィブリン(線維素)を分解して血栓を溶解するのはプラスミン(線溶系の主役)。プラスミノーゲンがt-PAなどで活性化されプラスミンとなり、フィブリンを分解する。
【各選択肢の解説】
1. ヘパリン
❌ 誤り。アンチトロンビンを介してトロンビン等を阻害する抗凝固薬。フィブリンは分解しない。
❌ 誤り。アンチトロンビンを介してトロンビン等を阻害する抗凝固薬。フィブリンは分解しない。
2. トロンビン
❌ 誤り。フィブリノーゲンをフィブリンに変換する凝固酵素(生成側)。
❌ 誤り。フィブリノーゲンをフィブリンに変換する凝固酵素(生成側)。
3. カルシウム
❌ 誤り。凝固第Ⅳ因子として凝固を促進する。
❌ 誤り。凝固第Ⅳ因子として凝固を促進する。
4. プラスミン
✅ 正しい。線溶系の酵素でフィブリンを分解し、血栓を溶解する。
✅ 正しい。線溶系の酵素でフィブリンを分解し、血栓を溶解する。
5. ワルファリン
❌ 誤り。ビタミンK拮抗により凝固因子産生を抑える抗凝固薬。分解作用はない。
❌ 誤り。ビタミンK拮抗により凝固因子産生を抑える抗凝固薬。分解作用はない。
【試験対策ポイント】
凝固:フィブリノーゲン→(トロンビン)→フィブリン。線溶:プラスミノーゲン→(t-PA/u-PA)→プラスミン→フィブリン分解(FDP・Dダイマー)。抗凝固薬(ヘパリン・ワルファリン)は「作らせない」、線溶は「溶かす」。
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