MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第5問

内科学第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第5問(内科学)の正答は 5 です。パニック値は、ただちに治療しないと生命に関わる値。

問題
血液・血清の測定値でパニック値(生命に危険が及ぶ値)はどれか。 a.K⁺ 4.5 mEq/L b.Na⁺ 148 mEq/L c.クレアチニン 1.5 mg/dL d.ヘモグロビン 4.6 g/dL e.血糖 38 mg/dL
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.4%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

パニック値は、ただちに治療しないと生命に関わる値。ヘモグロビン4.6 g/dLの高度の貧血と、血糖38 mg/dLの低血糖がこれにあたる。a〜cは基準範囲内か軽い異常にとどまる。


【各選択肢の解説】

a.K⁺ 4.5 mEq/L
❌ パニック値ではない。正しくは基準範囲内(おおむね3.5〜5.0 mEq/L)の値である。

b.Na⁺ 148 mEq/L
❌ パニック値ではない。正しくは基準範囲(おおむね135〜145 mEq/L)をわずかに超える軽度の高値である。

c.クレアチニン 1.5 mg/dL
❌ パニック値ではない。正しくは腎機能低下を示す軽度〜中等度の上昇で、ただちに生命に関わる値ではない。

d.ヘモグロビン 4.6 g/dL
✅ パニック値である。基準(成人でおおむね12〜17 g/dL)の3分の1程度で、組織への酸素の運搬が大きく落ち、心不全などの危険がある。

e.血糖 38 mg/dL
✅ パニック値である。脳はブドウ糖を主なエネルギー源とするため、この程度の低血糖では意識障害やけいれんを起こしうる。

1. a、b
❌ 誤り。aは基準範囲内、bは軽度の高値。正しくはd・e。
2. a、e
❌ 誤り。aは基準範囲内。正しくはd・e。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも軽い異常。正しくはd・e。
4. c、d
❌ 誤り。cは軽い異常。正しくはd・e。
5. d、e
✅ 正しい。どちらもパニック値(=正答)。

【試験対策ポイント】

  • パニック値の具体的な基準は施設ごとに決められるが、「基準範囲から大きく外れ、すぐ対応が要る値」かどうかで見分ける
  • 臨床工学技士も、検査値の異常を見つけたら速やかに医師へ伝える
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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