MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問

人体の構造と機能第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。1分間に糸球体で濾過される物質Aの量(血漿濃度×GFR)と、1分間の尿中排泄量を比べる。

問題
ある物質A の血漿中濃度が30 mg/dL、1 分間の尿中排泄量が11 mg であった。糸球体濾過量が120 mL/分のとき、物質A は濾過されたうちのおよそ何%が排泄されているか。 ただし、物質A は血中で代謝を受けず糸球体で自由に濾過されるものとする。
  1. 1. 10 %
  2. 2. 30 % ✓
  3. 3. 50 %
  4. 4. 70 %
  5. 5. 90 %

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 70%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 30 %

1分間に糸球体で濾過される物質Aの量(血漿濃度×GFR)と、1分間の尿中排泄量を比べる。濃度の単位をmg/mLにそろえるのがポイント。


【各選択肢の解説】

途中式

  • 血漿濃度 30 mg/dL=0.30 mg/mL(1 dL=100 mL)
  • 濾過量=0.30 mg/mL×120 mL/分=36 mg/分
  • 排泄割合=11 mg/分÷36 mg/分≒0.31=約30 %
  • 残りの約70 %(25 mg/分)は尿細管で再吸収されたことになる
1. 10 %
❌ 誤り。正しくは約30 %。
2. 30 %
✅ 正しい。11÷36≒0.31で約30 %である。
3. 50 %
❌ 誤り。正しくは約30 %。
4. 70 %
❌ 誤り。正しくは約30 %。70 %は再吸収された割合にあたる。
5. 90 %
❌ 誤り。正しくは約30 %。

【試験対策ポイント】

  • 濾過量=血漿濃度×GFR(mg/dL→mg/mLは÷100)
  • 排泄率=尿中排泄量÷濾過量
  • クリアランス=尿中排泄量÷血漿濃度。この問題では11÷0.30≒37 mL/分で、GFR(120 mL/分)より小さい=再吸収されている
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