第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第9問
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第9問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。成長ホルモンは下垂体前葉から出る。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
初回正答率 61.1%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
成長ホルモンは下垂体前葉から出る。また甲状腺そのものが原因で働きすぎる(原発性)と、甲状腺ホルモンの負のフィードバックでTSHは低下する。この2つが誤り。
【各選択肢の解説】
a.バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する。
✅ 正しい記述。集合管に水チャネル(アクアポリン2)を増やし、水の再吸収を促す(抗利尿作用)。
b.成長ホルモンは副腎より分泌される。
❌ 誤った記述。正しくは下垂体前葉から分泌される。
c.原発性甲状腺機能亢進症では甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進する。
❌ 誤った記述。正しくは甲状腺ホルモンが多いため負のフィードバックでTSHの分泌は低下する。
d.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は糖質コルチコイドの分泌を刺激する。
✅ 正しい記述。下垂体前葉のACTHが副腎皮質に働き、コルチゾールの分泌を促す。
e.副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウム濃度を上昇させる。
✅ 正しい記述。骨からのカルシウム放出、腎での再吸収、活性型ビタミンDの産生を通して血中カルシウムを上げる。
✅ aが正しい記述なので、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はb・c)。
✅ a・eとも正しい記述で、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はb・c)。
❌ 誤り(=正答)。b・cとも誤った記述で、設問の「誤っている」組合せに当たる。正しくはb=下垂体前葉から分泌、c=TSHは低下する。
✅ dが正しい記述なので、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はb・c)。
✅ d・eとも正しい記述で、「誤っている」組合せに当たらない(誤りの組はb・c)。
【試験対策ポイント】
- 原発性の亢進症→上位の刺激ホルモンは低下(例:バセドウ病でTSH低下)
- 原発性の低下症→上位の刺激ホルモンは上昇(例:橋本病でTSH上昇)
- 下垂体前葉:GH・TSH・ACTH・PRL・LH・FSH/下垂体後葉:バソプレッシン・オキシトシン
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