MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第9問

人体の構造と機能第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第9問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。誤りはb(成長ホルモンは下垂体前葉から分泌され、副腎ではない)とc(原発性甲状腺機能亢進症では負のフィードバックでTSHは低下する)。

問題
ホルモンについて誤っているのはどれか。 a.バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する。 b.成長ホルモンは副腎より分泌される。 c.原発性甲状腺機能亢進症では甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進する。 d.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は糖質コルチコイドの分泌を刺激する。 e.副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウム濃度を上昇させる。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

誤りはb(成長ホルモンは下垂体前葉から分泌され、副腎ではない)とc(原発性甲状腺機能亢進症では負のフィードバックでTSHは低下する)。誤った記述の組合せは3番。


【各選択肢の解説】

a. バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する
✅ 記述は正しい。集合管で水の再吸収を促進(抗利尿)する。
b. 成長ホルモンは副腎より分泌される
❌ 記述は誤り。成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される。
c. 原発性甲状腺機能亢進症ではTSHの分泌が亢進する
❌ 記述は誤り。甲状腺ホルモン高値による負のフィードバックでTSHは低下する。
d. ACTHは糖質コルチコイドの分泌を刺激する
✅ 記述は正しい。副腎皮質からのコルチゾール分泌を促す。
e. PTHは血中カルシウム濃度を上昇させる
✅ 記述は正しい。骨吸収・腎での再吸収・活性型ビタミンD産生を介しCaを上げる。

設問は「誤っているもの」を問うので、誤った記述b・cの組合せ=3番が正答。


【試験対策ポイント】

原発性(腺自体)の亢進症→上位の刺激ホルモンは低下(負のフィードバック)。TSHが上がるのは「原発性甲状腺機能低下症」。GHは下垂体前葉。副腎から出るのはコルチゾール・アルドステロン・カテコラミン。

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