第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第10問
外科学第32回午後
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第10問(外科学)の正答は 2 です。創傷治癒は炎症相→増殖相→成熟相(再構築期)の順に進む。
問題
創傷治癒の過程について正しいのはどれか。
- 1. 成熟相(組織再構築期)は受傷直後〜3 日間の時期でみられる。
- 2. 増殖相には肉芽組織が形成される。 ✓
- 3. 上皮細胞はコラーゲンを産生する。
- 4. 線維芽細胞は分裂し扁平化しシート状に結合して創部を覆いつくす。
- 5. 炎症相にはコラーゲン線維の再構築により瘢痕組織が形成される。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.2%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 増殖相には肉芽組織が形成される。
創傷治癒は炎症相→増殖相→成熟相(再構築期)の順に進む。増殖相では線維芽細胞と新しい毛細血管が増えて肉芽組織が創を埋める。
【各選択肢の解説】
1. 成熟相(組織再構築期)は受傷直後〜3 日間の時期でみられる。
❌ 誤り。正しくは受傷直後〜数日は炎症相で、成熟相は数週以降に数か月かけて進む。
❌ 誤り。正しくは受傷直後〜数日は炎症相で、成熟相は数週以降に数か月かけて進む。
2. 増殖相には肉芽組織が形成される。
✅ 正しい。線維芽細胞がコラーゲンをつくり、新生血管とともに肉芽組織となって欠損を埋める。
✅ 正しい。線維芽細胞がコラーゲンをつくり、新生血管とともに肉芽組織となって欠損を埋める。
3. 上皮細胞はコラーゲンを産生する。
❌ 誤り。正しくはコラーゲンを産生するのは線維芽細胞で、上皮細胞は創の表面を覆う(上皮化)。
❌ 誤り。正しくはコラーゲンを産生するのは線維芽細胞で、上皮細胞は創の表面を覆う(上皮化)。
4. 線維芽細胞は分裂し扁平化しシート状に結合して創部を覆いつくす。
❌ 誤り。正しくはシート状に広がって創面を覆うのは上皮細胞(表皮細胞)で、線維芽細胞はコラーゲンをつくる。
❌ 誤り。正しくはシート状に広がって創面を覆うのは上皮細胞(表皮細胞)で、線維芽細胞はコラーゲンをつくる。
5. 炎症相にはコラーゲン線維の再構築により瘢痕組織が形成される。
❌ 誤り。正しくはコラーゲンの再構築で瘢痕ができるのは成熟相で、炎症相は止血と好中球・マクロファージによる清浄化の時期。
❌ 誤り。正しくはコラーゲンの再構築で瘢痕ができるのは成熟相で、炎症相は止血と好中球・マクロファージによる清浄化の時期。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 主なできごと |
|---|---|
| 炎症相(受傷直後〜数日) | 止血、好中球・マクロファージの浸潤 |
| 増殖相(数日〜数週) | 肉芽組織形成・血管新生・上皮化 |
| 成熟相(数週〜数か月) | コラーゲンの再構築・瘢痕の成熟 |
- コラーゲンをつくる=線維芽細胞、表面を覆う=上皮細胞
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